こんにちは!

家庭菜園SNS菜園ナビ運営事務局のワイです♪

3月も終わりに近づき、日を追うごとに暖かくなってきました。畑に行く頻度が増えた方も多いのではないでしょうか★

春を迎える前に土づくりを行うと、培養土の袋や肥料袋が意外とたまりますよね。実はこの袋が大切な苗を守る「あんどん仕立て」の優秀な材料になるんです♪

農家さんの間でも昔から愛用されているこの方法は、コストもかからず、丈夫で使いやすいと評判。牛乳パックやペットボトルでも代用できますが、肥料袋なら適度な大きさと耐久性があり、再利用できる環境にも優しい選択です。

先日「あんどん仕立て」について、公式コラムで呼びかけると、ナビラー(菜園ナビユーザー)さんも盛り上がっていましたよ!

 

あんどんは何を使っていますか?

ここ数日急に冷え込んできています。人にも厳しい寒さですが、暖かく一度生長した植物たちにも厳しい寒さではないでしょうか。

苗の植え付けはまだ先ですが、植え付け時にしておきたいものがあります。

「あんどん」です。あんどんをすることで今回のように急に冷え込んだ時に寒さを和らげたり、突風で苗がゆさぶられて傷ついたりするのを予防することができます。

このあんどんですが苗の四隅に支柱を立て袋をかぶせます。

このように肥料袋でされる方も多いですね。肥料袋は丈夫ですから再利用している人も多いでしょう。これから土作りなどで袋がゴミで出る方も多いと思いますがこのようにとっておいてあんどんに再利用してはいかがでしょうか?!

 

あんどん仕立てとは、苗や新芽を保護するための簡易な囲いのことです。袋やプラスチック容器、牛乳パックの底を抜いて作ることもできる保護カバーで、寒風や強風、虫害から大切な苗を守ります。

特に春先の寒い時期や、秋まきの発芽期、苗の植え付け直後に効果的で、霜よけや急な温度変化を緩和する効果もあり、苗の徒長も防げます。身近な材料で作れる上、通気性も確保しやすいです。

設置する際は、日中の温度上昇に注意し、必要に応じて換気を行いましょう。手軽で効果のある苗の保護方法として、家庭菜園での活用がおすすめです。

 

でんぱぱさん

ウチの場合は菜園ナビさんの画像のように、様々な色のビニールを使っていますね。

一緒に畑をしているおじがこだわりが有るみたいで、張り方が甘いとやり直ししています(笑)

 

森さん

5㎏入りの米袋を活用していますが私の菜園は風当たりが強いものですから 苗が風に振り回されないようにとの思いから・・・これが一番の目的だと思います。

保温や虫よけの効果も当然あると思います。

 

肥料袋を活用して使います!

こちらの投稿に、写真のようにおなじく肥料袋を使っていますというコメントが寄せられました。米袋を使っている方もいたり、その目的も教えてくださいました!

 

ぷに吉さん

私も行灯には肥料袋を使っています。4箇所、支柱を立ててパッカで止めています。風が強いのでパッカで止めないと飛んで行ってしまいます

 

Naoさん

使うのは、タキイさんの種まき培土なんかや 化成肥料袋、白の牛糞(ヒューマス)の大きめの袋です。自分はある程度光を通してくれるほうが良いように思います。

最近は行燈はカボチャ系ですかね。ウリハムシ対策です。スイカやナスなど植え付け後の風対策は、ビニトンで対策が多いですね。

 

kaoruさん

私も肥料の袋か、米袋を利用することが多いです30㎏の紙の米袋は、三重になってるので半分に切ると6枚とれます!

 

黒色のあんどん、日光透過率関係する?

そして話題は、あんどんの「色」についても注目されました。

 

かただんごさん

私も植えたばかりの夏野菜等に行灯をすることがありますが、もっぱら黒いポリ袋を使っています。熱を吸収するので保温効果が高いような気がして。

それと行灯はウリハムシ除けにもなりますので、スイカには必ずするようにしてます。

肥料袋は丈夫なので、他のものを入れたりして本来の袋としてリユースしてます。

 

Naoさん

行燈にかただんごさんの黒色を好むのは初めて知りました。自分なんかは、逆に培養土なんか内袋が黒だから敬遠していますね。

 

kaoruさん

かただんごさんは黒の袋を活用されるのですね!?私もNaoさんと同じく避けてました

 

かずぶだうちさん

アンドンの袋として肥料袋は、あまり日光の透過率がよくないものが多いです。私は、日光を透さない袋は徒長すると思うので、透過率の良い袋として腐葉土を入れている袋をよく使います。腐葉土の袋は透明が多いです。他には赤玉土や鹿沼土を入れている袋も良いですが、購入する機会がありません。その点腐葉土は購入する頻度が多いです。

なお、腐葉土の袋が足らない場合は、少しもったいない気がしますがラップをクルリくるりクルリと3周巻いてあげると、意外と透明で丈夫なアンドンが出来上がります。

 

目的や用途に応じた、あんどんの色にもみなさん着目されていますね。

 

あんどん仕立ての材料選びでは、「日光透過率」が苗の生育に影響します。

一般的に70-80%程度の透過率が使われますが、黒色のポリ容器など透過率の低い材料でも、温度管理さえしっかりできれば問題なく育てられます。

材料による透過率は、透明な容器で90%以上、半透明で70-80%、白色で60-70%とさまざまです。大切なのは中の温度管理で、晴れた日中は40度近くまで上昇することも。暑すぎる場合は換気や一時的な取り外しを行い、寒い時期は保温効果を活かします。

季節や野菜の種類、その日の天候に応じて柔軟に対応することで、どの材料でも健康な苗を育てることができます。

 

あんどんは設置したことがない

一方で、あんどんは設置したことがないという方も。

 

ヒロスキーさん

行燈は設置したことがありません。

ナス・ピーマン・ミニトマト・スティックセニョールは、GWの頃に苗を購入して、1週間後に定植するようにしています。外の気温に十分にならしてから植えるので、多少寒の戻りがあっても問題ないです。その他のセルトレイの苗(キュウリ・ズッキーニ)も温室育ちではないので、定植後も問題なく育ちます。

 

たなかやさん

行燈は設置したことがありません。

うちは、畝が30m程有るので行燈は使わずに、ビニトンで一筋通してしまいます。

 

植える時期を選ぶと、必要ないということもあります。不必要な時に仕立ててしまうと、逆に苗の生育に良くないこともあり得ますので、ご自分の畑の状況に合わせることが大事ですね。

また、畑の規模によっては、一つ一つの苗にカバーするのではなく、ビニールトンネルで同様の目的を達するということもあります。

要は苗が健全に育つためにどんなツールを使うかという話なので、みなさんもご自身の畑に合った資材や技術を取り入れましょう!

 

苗が活着する前の、風の強い時期にどうすればいいのか困っていた、なんていう方には特に参考になったのではないでしょうか?

実際のやり取りはこちらから!

▶▶菜園ナビさんの日記: 2025/3/17(月)あんどんは何を使っていますか?

[家庭菜園SNS菜園ナビ]https://saien-navi.jp

菜園ナビでは、栽培の悩みを相談したり、収穫の写真を投稿して喜びを共有したり、育てた野菜の記録や日記を通して全国のユーザーと交流することができます。みんなと一緒に家庭菜園を楽しみませんか?