こんにちは!
菜園ナビ運営事務局のワイです♪
3月も後半、桜も開花し春を迎え、4月から新生活がスタートする方もいらっしゃるかと思います。
今年から家庭菜園を始めよう!新しい作物の栽培にチャレンジしてみよう!と週末ホームセンターや種苗店に行くのを楽しみにしていらっしゃる方も多いのではないでしょうか☆
本日は、家庭菜園SNS菜園ナビのナビラー(ユーザー)まるさんのナスの種蒔きについての 日記をご紹介します。
小さな種の種まきは、先のとがったものに水をつけて取ると扱いやすい!
知らなかった事とナス追加蒔き
ナスが出揃わないんで追加蒔き。多分待てば出るんだろうけど。ところでナス等の種を蒔くとき、指、若しくはピンセットだったが、爪楊枝か竹串を濡らして種に触れれば一粒付くんでそのまま用土に押し込むんだって。こんな良い方法があるなんて知らなかった。こんなの常識なんだろうな。
夏野菜の中で果菜類、ナスは家庭菜園でも人気の品目ですね♪
ナスをセルトレイで育苗しているまるさん、小さい種をまく時に苦戦されていたようですが、今回爪楊枝か竹串を使った種まきの方法を知り試されました。
確かに、小さな種はパラパラ転がって扱いにくく、気を抜いて何粒も土の上にこぼしてしまった…という状況もよくあります。そうなると拾うのも大変ですよね。
先のとがったものに水をつけて取れば、そんな心配もありませんね!
まるさんの日記に、ナビラーさんからも同様のやり方をしているとコメントが寄せられました。
チックさん
私は割り箸をチョンと濡らして一粒持ち上げ培土に下ろす種まきよくやりますよ。楽チンです。
まるさん
なるほど。割り箸ですね。2~3粒付いてくれると、ネギなどのセルトレイ蒔きに便利そう。
kaoruさん
土に埋めこむと、先が汚れるのが嫌で私は置く派です(笑)だいたいは指かピンセットですが、細かすぎる種は竹串を使っています。
まるさんのナス間もなく起きます、きっと!
いさっちさん
私は爪楊枝の持つ方でやってます。狙った所に軽く押す様にしてずらします。培養土に灌水しておけば一発で決まりますよ。
汚れたら小さい容器に水を入れておきささっと先を洗えば良いです。そしたらまた次の種を付けられます。
まるさん
やっぱり皆さん知ってらっしゃったんですね。
288穴のプラグトレイの種まきなんか大変だし種が沢山落ちるし、それでこの方法に感激したと言うことです。いさっちさんの言われるとおりの方法ですね。
kaoruさん
288穴トレイの種まきは、大変ですね(゚o゚;;
私は種まきの小さいのが本当に苦手です(><)アブラナ科とか玉ねぎとか、最初は無理ーと思いましたよ。今は一粒ずつセルトレイに入れるのも、前ほど苦ではなくなりました。慣れですかね(^◇^;)
汚れる以外にも、種を蒔きながら埋めると、どこまで蒔いたアレ?てなりませんか?私がバカなもん( ̄◇ ̄;)で、置いてから後で埋めるか、蒔き穴に落とす方式にしています(笑)
まるさん
ほんとに小さい種を沢山蒔くのは大変ですよね。
ペレット種子を使って一気に蒔く治具?なんかを見ると、セルトレイ1枚しかまかないのに欲しくなりますね。でも趣味なんで、何でも楽しまなくっちゃねと自分に言い聞かせてます。それにしても脊柱管狭窄症と老眼は細かい作業には大きなハンディです。
種まきはセルトレイ1列ごとに何か印になる物を置いてます。あと、1列毎に種を置いた数を数えながらやってます。
ちなみにペレット種子とは…播種効率を上げる為、種子形状が不均一なものを、天然素材の粘土鉱物を主体とした粉体で均一な球状にしたものです。種苗会社さんが種まきがしやすいように加工した種です。タキイの種子加工技術 | 栽培技術 |
みなさん、小さい種は工夫して扱っていらっしゃいました!
また、セルトレイでまいた箇所が後から分からなくならないように、種を置いてから埋めて行ったり、一列ごとに目印を置いたりも工夫されていました。一か所まき損ねたりして、発芽した後に気付くのはショックですもんね…
そのほか、白い紙を二つ折りにして折り目に沿って種を落としたり、封筒を切って角を使って滑らせたり、100円均一の胡椒入れを使ったり、タキイ種苗さんが販売しているカリカリくんを使う方法もありますよ。以前、記事の中でも取り上げていました♪
ニンジンの間引きのタイミングは?間引き方、種のまき方まで…アドバイスが集まりました♪
ナスはセルトレイやポットで育苗し、覆土をしっかりします。
もともと作物の種の播き方は畑の土に直接まく「直播(じかまき)栽培」とセルトレイやポット、育苗箱でまく「移植栽培」があります。
「直播(じかまき)栽培」は、品目や品種ごとの種の大きさ・発芽率・成長速度、生長後の苗の大きさによって「すじまき」、「点まき」、「ばらまき」の方法があります。
「すじまき」は一列に同じ間隔でまきます。種が小さく。生長が早く広がらず、間引きしながら育て、株間が狭くても大丈夫な野菜に適しています。
「点まき」は円の中に均等になるよう等間隔に数粒ずつまきます。生長後大きくなり、株間を広くとる必要がある野菜に適しています。
「ばらまき」は種が重ならないよう均等にばらまき、土を被せないか隠れる程度に被せます。種が細かく、幼苗期に間引きをしながら摘み取る野菜が適しています。
ナスは熱帯が発芽温度も高めで育苗期間の温度管理が必要な為、「移植栽培」でセルトレイやポットに播種し苗を育てた後、定植します。
セルトレイの各区画に1粒ずつ種をまいていくか、一つの穴に2~3粒タネを蒔いて、発芽後生育のよいものを選んで残し、他は間引きます。
種には「好光性(こうこうせい)種子」と「嫌光性(けんこうせい)種子」という種類があります。
好光性種子は、発芽に光を必要とし、日光を足らないと発芽しません。種まき後、土を薄くかけるか土を被せず、明るい場所で管理します。
嫌光性種子は、光によって発芽が抑制され、日光を嫌い、暗い場所でないと発芽しない為、種の直径の2〜3倍の深さに植え、日陰で管理します。
ナスは嫌光性のため、土はしっかり被せます。
菜園ナビまとめでは他にもナス栽培に関する記事はたくさんあります☆
菜園ナビでは、家庭菜園での野菜の育て方を解説した栽培教本というコンテンツもあります。
その中で、ナスのページのコラム欄を見ると…
ナスに関して今まで取り上げたコラムや記事を集めています!今年ナスの栽培をされている方、これからされる方は、ぜひアクセスして気になる記事をクリックしてみてくださいね♪
本日ご紹介させていただいた種の扱い方など、実際の作業に関する話題は本やインターネットでもあまり取り上げられない部分ですよね。
栽培をしている中で、もっと効率が良い方法がないかな、私はこうしているけれどみんなはどうやっているんだろう?という疑問が浮かんだら、ぜひ菜園ナビで投げかけてみてくださいね!
本日ご紹介したまるさんの日記、実際のやり取りはこちら★
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