こんにちは!

菜園ナビ運営事務局のワイです♪

この時期は気温の変化も激しいので、みなさんお身体ご自愛くださいね。

さて、先日はナスの第一果の摘果について、ナビラー(菜園ナビのユーザー)さんのコメントをご紹介しましたが、今日はたらこさんが投げかけてくれた日記から、ナスの栽培についてお役立ち情報満載です☆

 

たらこさん

「ナス」の定番コンパニオンプランツなど初心者へのオススメがあれば是非お願いします。

もしくは、この成分をあげすぎると虫が大繁殖するなどの情報でもありがたいです。

来年以降にも役立つように、自分メモに加えていきたいと思います。m(_ _)m

 

元の日記にはナス栽培のヒントも書いていただいていたのですが、コメントも綺麗にまとめていただいておりましたので一番最後に紹介しますね♪

この呼びかけにナビラーさんからもコメントが寄せられ、色々な知識や経験が集まりました☆

 

害虫対策について!

Naoさん

チャノホコリダニは水には酔わすのですが、繁殖力が強いので、注意が必要ですね。

毎日のように水やりも必要なのかもしれいです。新芽や葉裏部分にたっぷりかける必要はありますよ。

自分は殺ダニ剤を使いますね。ただ、むやみに使わず葉ダニ類を確認してから使用する必要があります。だいたい殺ダニ剤は1回使えば使えないものが多いので、ローテーションする意味でも、農薬の作用機構分類(RACコード)の違うものを準備する必要があります。

農薬を使う使わないよりも美味しい野菜を作るのは、土づくりなんですよ。

 

たらこさん

無農薬までにはこだわっていないのですが、ミツバチなどを殺さないようになるべく控えめにしたいと思っています。

しかし驚きました。「殺ダニ剤のローテーションって何だろう?」と思ったら、抵抗性がつくんですね!?

 

セリカさん

虫にも薬剤耐性があり我が家では粘着くんと言うでんぷん質の比較的安全性の高いものを使ってダニ退治をしています。

この製品はスプレーすることで虫を窒息させることでダニなどを減らす効果があります。しかし、定期的にスプレーをしないといけないので農薬には負けますね。

 

たらこさん

「粘着くん」って、抵抗性発達を心配しなくともよいんですね。なんちゃってエコロジストの私にピッタリです!(喜)

うちは狭い敷地内でのプランター菜園なので、スプレーの手間もさほど感じません。是非とも試してみたいと思います。

 

ヒロスキーさん

害虫対策は、アブラムシを刷毛で水を張ったバケツに落として駆除します。以前は粘着くんを使っていましたが、捕殺した方が確実なので現在は使っていません。

 

たらこさん

刷毛でアブラムシを落とすって発想はありませんでした。

残業で死にかけているときは粘着くん、休日は刷毛作戦と、使い分けてみるのもよさそうですね♪

 

かただんごさん

「病害虫対策」

以前は梅雨明け頃のテントウムシダマシ被害に対して、切戻し更新していました。垂直栽培にしてからは病害虫被害がないので、何もしていません。

ナスに限ったことではないですが、雑草や他の生き物も含めてバランスの良い多様で安定した環境であれば、決定的なダメージを受けることはないと思います。自分だけがいい目をしたいと画策すると、逆にひどい目に会ったりする。2割くらいは虫や鳥にあげるつもりになれば、気が楽にできますよ。

 

害虫対策に関しては、水で流したり、必要最低限の薬剤で作物を守ったり、虫を窒息させるスプレーを使ったり、刷毛で取り除いたり、みなさん色々な対策をされています。

病害虫の大きな被害が出ないように、バランスの良い安定した環境を作るようにするのもすごく大事なことですね。

垂直栽培については、後ほどまた話題に上がっています♪

 

うどんこ病対策!

ポコさん

>【うどんこ病対策】

・えひめAIの希釈液を散布

・納豆の空パックに米糠を入れて(カボチャの)畝にパックを逆さまに置く併せて米糠をバラまく。

 

えひめAIは愛媛県で開発された環境浄化微生物資材です。

乳酸菌と納豆菌と酵母菌を培養した液体で、水質改善や消臭効果のほか、野菜づくりにも堆肥製造や土壌改善で効果を感じられた方も多いようです。

自作されている方も多く、気になった方は、菜園ナビの検索窓から検索してみてはいかがでしょうか☆

webサイト右上に検索窓or虫メガネマークがあるので、そこから検索をしてみてください!

検索窓

 

たらこさん

「えひめAI」の作り方を検索しました。自宅にある材料で液肥が作れるなんて、素敵すぎます!

うちは、野菜はまだですがミニバラちゃんが既にうどん粉病にかかっています。しばらく雨や曇りが続きそうなので、要注意ですね。

 

くのさん

今年のうちの畑、今の所、うどん粉病が全体的に抑えられています。理由は、不明???( これからが本番かも…^^;

一つは、施肥計算を導入して、多肥を避けた結果だろうか?

二つ目は、ダコニール1000を試してみたからだろうか? ちなみにこれは予防剤なので発症する前でないとアカンらしい…

三つ目として、小生物(アブラムシとかダニとか…)対策用に、気門封鎖する物理的作用のサンクリスタル乳剤を購入して試しています。これがうどん粉病にも効果あって、スナップエンドウやかぼちゃの初期症状に使ったら、症状が消えてしまいました。また小生物被害から病気発症にもなるので、こいつらを抑えることで、他の病気抑制の効果も期待してます。が、物理的な作用機構な為、直接掛からないと殺虫効果は得られない代物です。有機認定できることと、卵にも効くということです。

参考になれば幸いと思い、ご報告させて頂きました。m(_ _)m

 

たらこさん

窒素肥料を1度に多く与えすぎると、うどんこ病リスクが高まるんですね。気を付けようと思います。「ダコニール1000」は、ミツバチなどへの影響も少ないらしいので、是非試してみたいと思います。

 

肥料・コンパニオンプランツについて!

かただんごさん

[コンパニオンについて]

以前は色々と草花を入れてました。ナスの下にはナスタチウムなんてうそぶいて。でも結構大きくなって邪魔なんですよね。今は植付け時にネギを合わせるくらいです。

 

[肥料について]

私は基本的に元肥勝負で追肥は殆んどなし。ナスの場合は溝施肥で、牛糞堆肥・発酵鶏糞・高度化成・ヨウリン・ボカシを層状に入れてます。

元気が無いように見えたら、酢糖酎の噴霧や天恵緑汁の葉面散布で対応してます。

 

たらこさん

つい先日、サカタのタネで「ネイチャーエイド」という450mlで約千円もする、私的には超高級品な有機液肥を購入したところなんですが、酢糖酎も天恵緑汁も自宅で作れそう♪

「垂直栽培」って興味深い育て方ですね。プランターでも可能そうならば来年試してみたいと思います。

 

ヒロスキーさん

うちのナスは、元肥(牛糞堆肥、米糠)のみで追肥無しです。

コンパニオンプランツは、ネギとマリーゴールドを混植しています。

 

なえちゃんさん

マリーは種類によるんですよね?一昨年、?ナスのそばに植えたらそれはそれはデカくなって、即移動しました!

そして移動した場所で種たくさん落として芽が出てるよん ちなみにワタクシのマリーは大輪咲のアフリカンです

 

たらこさん

マリーゴールドの種類って、考えたこともありませんでした。

検索してみたら、アフリカンとフレンチが出てきたけど、アフリカンの方がより効果的のようですね。プランター栽培なので、背丈が高くなるアフリカンとの混植は厳しそうな気がしますが…うちのは、どっちだろう…?

土に葉をすきこんでも効果的と何かで読んだ気がするので、夏野菜栽培が終わったら、土を再生するときに混ぜ込んでみようと思います!

 

縛り付ける?!ナスの垂直栽培!

そして、コンパニオンプランツのお話から垂直栽培のお話へ。

なにやら、家庭菜園では聞かないような言葉も現れました笑 垂直栽培のポイントは「縛ること」?

 

ペンギンさん

我が家の詰め詰め畝では、コンパニオンプランツを駆使して、病気や害虫防止を図っています。

ナス垂直栽培にマリーゴールド、枝豆を使っています。そこにさらに、今月中に収穫予定のとうもろこしも混植しています。

https://saien-navi.jp/pg/blog/read/7077560/

ご参考まで。

 

たらこさん

ナスを支柱に縛り付けて、折檻してるんですか!?

ま、まさか、その筋の方とは!!Σ( ̄ロ ̄lll)

ナスは、2本仕立てや3本仕立てが一般的と思っていたので、垂直栽培の写真に衝撃を受けています。次の休日にでも、過去の日記をじっくり拝見させていただきたいと思います。

 

ペンギンさん

その筋のペンギンです。

意外と菜園ナビラーさんの間では流行っていて、皆さん、その筋の仲間入りされています。

サイトの右上の虫眼鏡アイコンに垂直栽培と入れるとその筋の栽培が芋づる式にヒットします。

もちろん、師匠は道法さんで、我が家では最近真似して垂直栽培をしています。ホルモンが上手く伝達されるらしいです。

https://one-publishing.co.jp/books/9784651200538/

 

かただんごさん

その筋のかただんごです。緊縛2回目直後の千両2号。

ナス

現在はもっと生長していて、そろそろ3回目の緊縛かと考えてます。

 

たらこさん

は、は、葉っぱごと縛り付けとる!?(;゚Д゚)その子たちは、光合成できるとやろか??

うちの前の道は、保育園の園児たちのお散歩コースなのですが…子供たちが泣き叫んだらどうしよう…

 

ペンギンさん

我が家の現在のナスの垂直栽培の様子です。左側が黒ナス、右側が白ナスです。

中央は近く収穫予定のトウモロコシです。両端にコンパニオンプランツの枝豆を混植しています。

ナス

 

たらこさん

画像ありがとうございます。けっこう密集していますね。それなのにナスもトウモロコシも元気そうでビックリ!確かに健康だと病気にも虫にも負けませんよね。

 

かただんごさん

へっへっへ、たらこさん、緊縛の楽しみを教えたろうか。

ナス

どこで縛ろうかとか、何を括ろうかとか、あれこれ迷うよりとにかく情け容赦なく一気に巻いてしまうのがコツです。それでもしばらくすると、間から花や葉が横に出てきます。

中には、あきれた顔で見て行く人もいますが、支柱の上の方から大きな実がぶら下がっているのを見れば、陰口をたたく人はいなくなります。

 

たらこさん

>中には、あきれた顔で見て行く人もいますが

想像して爆笑してしまいました。確かに衝撃的な画像に腰が抜けました。まさか菜園ナビ内で、こんなに爆笑させてもらうとは(笑)

来年は間違いなく、私もその筋の仲間入りをしそうです!

 

部分的に見ると怪しげなやり取りのようですが笑、まじめな話です。

垂直栽培をされたことがない方だったら、何をやっているんだろうと驚かれるかもしれないですが、かただんごさんのナスは本当に大きくて立派ですね!

これは試したくなりますね♪

 

たらこさん

↓以下、自分メモ

【チャノホコリダニ対策】

・マメに新芽や葉裏を中心にシャワーで洗い流す

 

【アブラムシ対策】

・1度に窒素肥料を与えすぎない(うどん粉病リスクも高まる)

・「木酢液に唐辛子とニンニクを漬け込んだ物」を希釈してスプレー

・ナスタチウム(アブラムシ、コナジラミ)

 

【テントウムシダマシ対策】

・パセリ(テントウムシダマシ、ヨトウムシ)

・バジル(アブラムシ、テントウムシダマシ)

 

【うどんこ病対策】

・根元の葉や脇芽をスッキリさせる

・雨上がりに「重曹」や「木酢液」をスプレー

 

【その他コンパニオンプランツ】

・マリーゴールド(センチュウや色んな虫の予防。アフリカンが効果的だが背が高く育つ)

・ニラやネギ(虫を遠ざけ、青枯病や立枯病などの病気予防)

・枝豆(根粒菌がナスの生育を促進)

 

【お薬】

・粘着くん(でんぷん質で窒息される)

・ダコニール1000(うどん粉病も含め色々と効果的)

 

【有機液肥】

・えひめAI

・酢糖酎

・天恵緑汁

 

【必殺技】

・刷毛でアブラムシをバケツに落とす

・垂直栽培(植物ホルモンで活性化、病気に強くなる)

 

綺麗にまとめてメモされていたので、そのまま掲載させていただきました!

たらこさん、ご快諾くださってありがとうございます!

 

ナスを栽培されている方は、とっても参考になったのではないでしょうか?

今年も来年以降も活かせる情報がいっぱいの投稿でした。元の投稿はコチラ!

自分はこんなことをやっています、これは効果があったよ、という方がいらっしゃったら、ぜひ菜園ナビでナビラーさんの仲間入りをして投稿してくださいね♪

登録・利用は無料で、とても楽しいやり取りができますよ♪