こんにちは、家庭菜園SNS菜園ナビ事務局のRです!

 

皆さん、「タアサイ」という野菜をご存じでしょうか?

タアサイとはチンゲン菜や小松菜と栄養素が良く似ている、冬が旬の野菜。中国が原産といわれています。

カリウム、カルシウム、ビタミンA、ビタミンCなどが豊富に含まれていて、むくみ予防、免疫力アップ、抗酸化作用効果などが期待できます。

 

アクがないので下ゆでは不要。加熱することで甘みがアップするため、おひたしや和え物、鍋などに入れたり、

タアサイに含まれるビタミンAは「脂溶性ビタミン」といい、油と一緒に摂ることで吸収率が高まるため、炒めものにするのもいいですね。

 

 育てやすい「秋まき」がおすすめ!

タアサイは比較的寒さに強く、育てやすいと言われています。日当たりと風通しのよい場所で育てましょう。

春まきの植えどきが4月、収穫時期は6~7月頃、

秋まきの植えどきが9月、収穫時期は10~2月頃までとなっています。

 

秋まきは病気や害虫の被害にも遭いにくいので初心者の方に特にオススメです。

プランター栽培も可能ですが、葉が大きく広がるので大型のプランターを選びましょう!

葉が込み合うと害虫の住処になったり、光合成が阻害されて生育が悪くなったりしてしまいます。

 

幅60cm、高さ10cm程度の畝を作り、約15cm間隔で7~8粒ずつ種をまきます。

薄く土をかぶせ、こまめに水やりをします。

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発芽の様子。今回はナビラー(菜園ナビのユーザー)の銀の月さんのお写真をお借りしました。

 

本葉が2~3枚の頃と5~6枚の頃の2回、化成肥料を1株に1にぎり程度追肥します。

施肥が多いと病害虫が発生しやすくなるため、やりすぎには注意!

本葉が5~6枚になったら約15cmの株間をとって1本ずつになるように間引きます。

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「株取り収穫」と「摘み取り収穫」

株の直径が20~25cm程度になったら収穫です!

春まきではとう立ちしやすいので早めに収穫しますが、秋まきでは外葉から切り取ることで長く収穫できます。

※とう立ちとは・・「とう」は花を咲かせる茎の意味で、花芽がついた茎が伸びた状態をとう立ちといいます。

 

収穫方法として、「株取り収穫」と「摘み取り収穫」の2種類があります。

株取り収穫はハサミなどを使って株元を切り取る方法で、春まきの場合に適しています。

摘み取り収穫は外葉をかき取りながら長く収穫する方法で、秋まきの場合に適しています。

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立派なタアサイに育ちました♪色鮮やかで美味しそうですね!

 

タアサイはちょうど今が植えどきです。

育てやすい野菜ですので、ぜひ皆さん栽培に挑戦してみてくださいね★

 

銀の月さんの投稿はこちらから閲覧できます♪

タアサイ「タアサイ」のページ:銀の月さんの作物 

イラスト付きで育て方を紹介している、「栽培教本」もぜひご覧ください!

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