爽やかな香りのハーブ「バジル」
こんにちは、菜園ナビ事務局のRです。
今が植えどきのバジル。
ソースにしてパスタやピザに使ったり、カプレーゼや炒め物に入れたりとイタリア料理に欠かせない、爽やかな香りのハーブです。
日本で多く流通しているのは「スイートバジル」という種類で、タイ料理のガパオなど肉料理の炒め物によく使われる「ホーリーバジル」は、香りが良く東南アジアでよく使用されています。
栄養素は、β-カロテンやビタミンEなどが豊富で抗酸化作用があると言われています。
さらにバジル独特の香りには食欲増進効果や鎮静作用、抗菌作用なども期待できるので、食欲がなくなる夏に特におすすめです。
それでは、早速育て方を見ていきましょう!
植えどきは5~7月、収穫時期は6~9月頃です。なるべく日当たり、風通しの良いところで育てるようにします。
水やりはたっぷりと。乾燥に注意!
【種まき・植え付け】
種まきの場合は30cm間隔で5~6粒ずつ種をまき、間引きします。
苗の場合、株間は30cm程度に植え付け、前後でたっぷりと水やりをします。
バジルは乾燥に弱いため、水切れを起こさないように注意しましょう!
本日はナビラー(家庭菜園SNS菜園ナビのユーザー)のchisa_fさんのお写真をお借りしました!
chisa_fさんは「スイートバジル」と「シナモンバジル」の2種類を育ててあります。可愛らしい芽が生えてきましたね♪
すくすく育っている、2種のバジルの様子。
摘芯して収穫量を増やそう♪
【摘芯】
バジルはそのまま生長すると、上にひょろひょろと伸びていきます。背が高くなると倒れやすくなり、収穫量があまり多くならないので草丈が20~30cm程度になったら摘芯します。
摘芯とは頂上の芽を切り取り、わき芽を伸ばすこと。摘芯を繰り返すと茎が増え、収穫量も増えていきます。
【追肥】
月に一回程度、葉の色が薄く黄色っぽくなってきたら株元に化成肥料をひとつまみ程度与えます。長く収穫するために、定期的に追肥を施しましょう。
花が咲くと葉が固くなる?
【収穫】
必要な分だけ摘み取るか、株ごと抜きます。
花が咲くと葉が固くなり、味も落ちてしまうため、花や蕾の部分は摘み取りましょう!摘み取ることで新しい芽が出て収穫量も増え、長期間柔らかい葉を収穫することができます。
元気な葉をたくさんつけています!
とても美味しそうなジェノベーゼパスタ♪
コンパニオンプランツとしても◎
バジルは、トマトやナスの夏野菜と一緒に植え付けることでお互いの生育を助け、害虫による被害を減らす効果も!
ベランダでプランター栽培される方も多いバジル。さっと収穫してお料理に使えると、とても便利ですよね。
ちょうど今が植えどきですので、ぜひ育ててみてください♪
chisa_fさんの投稿はこちらから見ることが出来ます。
■バジル(種から)「バジルさん202204」のページ:chisa_fさんの作物
イラスト付きで育て方を紹介している、「栽培教本」もぜひご覧ください!
■菜園ナビ バジル|家庭菜園ナビゲーター (saien-navi.jp)
菜園ナビでは、栽培の悩みを相談したり、収穫の写真を投稿して喜びを共有したり、育てた野菜の記録や日記を通して全国のユーザーと交流することができます。みんなと一緒に家庭菜園を楽しみませんか?