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家庭菜園SNS菜園ナビ運営事務局のワイです♪

 

夏の間に秋冬野菜の準備を検討!

暑い夏が始まったばかりですが、7月は実は秋冬野菜の栽培に備え、準備を始める大切な時期でもあります。

夏野菜もまだ収穫が終わっていない、まだ早いのでは?と思われるかもしれませんが、

美味しい秋冬野菜を収穫するためには、この時期に計画しておくことが重要なんです。

実は秋冬野菜には、虫が少なく病気にもかかりにくい、寒さで甘みが増すなど、夏野菜にはない魅力がたくさんあります。

今回は、初心者の方でも簡単に始められる、秋冬野菜の種まき計画についてご紹介します。夏野菜の収穫を楽しみながら、次の季節の準備も始めていきましょう!

 

スケジュール感を逆算して考えると…

長い作物で収穫まで100日かかるので、年内収穫から逆算しても今から準備して早すぎることはありません。

それぞれの野菜の特徴と育て方のポイントをご紹介します。

 

【葉物野菜】

・コマツナ(収穫まで40日程度) 初心者向け★★★

特徴:育てやすく、連続収穫可能

栽培のコツ:間引き菜も美味しく食べられます

・ホウレンソウ(収穫まで45日程度) 初心者向け★★

特徴:寒さで甘みが増す

栽培のコツ:高温期は遮光が重要

 

【根菜類】

・ダイコン(収穫まで60日程度) 初心者向け★★

特徴:土作りが重要、寒さに強い

栽培のコツ:間引きを丁寧に

・ニンジン(収穫まで90日程度) 初心者向け★

特徴:発芽までに時間がかかる

栽培のコツ:乾燥させないことが重要

 

【アブラナ科】

・ハクサイ(収穫まで80日程度) 初心者向け★★

特徴:結球に適した温度管理が必要

栽培のコツ:肥料を十分に

・キャベツ(収穫まで100日程度) 初心者向け★★

特徴:寒さに強く、長期保存可能

栽培のコツ:苗の時期の管理が重要

 

種まきのポイント

暑い時期の種まきは、以下のポイントに気を付けましょう!

【暑さ対策】

・遮光ネットの活用

→真夏は遮光率35%程度のネットを、地面から30cm程度浮かせて設置

→朝夕は日光を十分に当て、日中の強い日差しを和らげる

・朝晩の涼しい時間帯に水やり

→朝は6-7時、夕方は16-17時がベスト

→株元にたっぷりと、葉には極力かけない

・マルチングで地温調整

→わら、もみ殻、新聞紙など身近な素材でOK

→土の表面を2-3cm程度覆う

→水分の蒸発も防げて一石二鳥

 

【土作り】

・堆肥を混ぜて土を豊かに

→野菜の種類によって配合割合を調整(葉物は2割、根菜は3割程度)

→完熟堆肥を使用することがポイント

・pH調整(石灰)

→秋冬野菜の多くは pH6.0-6.5が理想

→石灰は種まきの2週間前に施す

→1平米あたり100g程度

・水はけの確認

→穴を掘って水を入れ、30分以内に浸透するのが目安

→粘土質の場合は砂や腐葉土を追加

 

【間引きの計画】

・適正な株間を確保

→小松菜、ほうれん草:15-20cm

→大根、ニンジン:20-25cm

→白菜、キャベツ:35-40cm

・2回に分けて間引く

→1回目:本葉2-3枚の時

→2回目:本葉4-5枚の時

→間引いた野菜はベビーリーフとして活用

 

栽培スケジュールの例

では、秋冬に育てる野菜はどんなスケジュールになるのでしょう?

収穫まで60-90日かかる野菜の時系列は下記のようになります。

※地域や気候によって1-2週間の調整が必要です

7月:

・土作りスタート(pH調整、堆肥すき込み)

・栽培場所の選定と整備

・必要な資材の準備(支柱、ネットなど)

8月上旬:

・葉物野菜の種まき

・遮光対策開始

・水やり用具の準備

8月中旬:

・根菜類の種まき

・間引き開始

・追肥の準備

8月下旬:

・アブラナ科の種まき

・防虫ネットの設置

・支柱立て

9月以降:

・順次収穫開始

・追肥と水やりの継続

・防寒対策の準備

 

秋冬野菜の種まきは、夏の暑い時期からのスタートとなります。最初は少ない種類から始めて、徐々に挑戦する野菜を増やしていくのがおすすめです。

特に初心者の方は、まずは育てやすい葉物野菜から始めてみましょう!

小松菜なら40日程度で収穫でき、失敗も少ないです。毎日の水やりと観察を欠かさず、暑さ対策をしっかりすれば、きっと秋には美味しい野菜が収穫できますよ♪

寒くなるにつれ甘みが増す秋冬野菜は、収穫の喜びも格別です。これから少しずつ準備を始めて、秋冬の食卓を自家製野菜で彩りましょう!

そして困った時には、ぜひ家庭菜園SNS菜園ナビを覗いてみてください☆

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