人気が高まってきている、バターナッツカボチャ。
スーパーでもよく見かけるようになりましたね。
今回はそんなバターナッツカボチャを種から育ててみたという、「fumi38」さんの投稿日記をご紹介します。
バターナッツカボチャって?
薄い黄褐色の色で、その見た目がひょうたん型で特徴的なバターナッツ。暑さに強く、南アメリカが原産と言われています。
名前の通りナッツのような濃厚な甘みのある味で、ねっとりとした食感で、いろいろな料理に使えます。
保存性も高く、家庭菜園でも人気が高まっています。
バターナッツカボチャ収穫までの4ヶ月
「fumi38」さんは沖縄で家庭菜園歴約8年のナビラー(家庭菜園SNS菜園ナビユーザー)さんです。
バターナッツカボチャの種まきをしたのは、2015年4月22日。まずは種の尖った側の種皮を割り開く“種パッチン”しました。種を開けた方が発芽にいいかどうかのテストだそうです。
そして4月28日には発芽。5月2日の状態は、しっかり芽が育っているのが見られます。
“種パッチン”の結果はというと、大差は無かったそうです。
次の写真の下半分が“種パッチン”したもの、上半分がしなかったものです。上の方が発芽が揃っていますが、どちらもすべて発芽しました。
そして、数日経つと植え付けです。
株間は80cm、畝幅は70cmとして、後で間引く予定で2株ずつ植えました。
着果したのは6月16日。後の果実の生育をよくしてあげるために、一番果は早めに摘んで摘果しました。
6月25日。種まきからほぼ2ヶ月で大きく茂ってきました。
実も大きくなっています。バターナッツカボチャのひょうたん型になっていますね。
バターナッツカボチャの雌花がこちら。
花の根元にぷくっとした実があるのが雌花です。他の雄花も雄花につけて受粉作業を行います。
7月6日、バターナッツカボチャの実がベージュ色に変わってきました。
まだ少し緑色のラインが残っています。
収穫のタイミングを教えてください!
「fumi38」さんはこの色ならもう収穫してもいいか、ナビラー(家庭菜園SNS菜園ナビユーザー)さんに日記で質問しました。すると愛知県の「Fuego(フェーゴ)」さんが答えます。
Fuego(フェーゴ)さん
もう少し色が濃くなってくると蔕の部位分が茶色いコルク状に枯れてくれば摘み取りの合図です
色が淡いうちの収穫は少々水っぽいというか、綺麗に色付いた果と比べ物足り無さを感じましたけど^^;
色が淡い果は追熟させてもそれほど変化はなく味も変わりませんでした
色の濃さと、蔕の部位分が茶色いコルク状に枯れくるのが、一つの目安ですね!
「fumi38」さんはもう少し収穫を待つことにします。
そして8月12日、実の茎も茶色くなってきました。今度はどうでしょうか?
かっぱあたまさん
最初のOKだと思いますよ。わたしは緑の線が消えたら 採っちゃいましたけど。
カントリー親父さん
私も初めての栽培なので???ですが、 緑の線が薄くなってきたらいいようですね。
ということで、緑の線も消えたので収穫することに!
すべてのバターナッツカボチャの収穫が終わったのは、9月2日です。台風や雷雨も乗り越えて、初めてのバターナッツ栽培に成功しました。
ここから1ヶ月置いておいて、追熟させます。追熟させることで甘さが増していきます。
自家製バターナッツカボチャでつくる美味しいスープ
9月21日、追熟期間を経て、いよいよ実食!
皮を剥いて種を取って、ポタージュスープを作ります。
粒状感が好きな「fumi38」さんは途中で裏ごしをする際に網ボウルを使ったのですが、もっとなめらかにしたい場合には目が細かい裏ごし器を使うとよいそうです。
写真で見ても、なめらかさや濃厚さが伝わります♡
種から育てた4か月のようす、いかがでしたか?
大きなバターナッツカボチャも、小さな種からぐんぐん育ったものなんですね。
来年は家庭菜園SNS菜園ナビを参考にしながら、自分で育ててみませんか?☆
菜園ナビでは、栽培の悩みを相談したり、収穫の写真を投稿して喜びを共有したり、育てた野菜の記録や日記を通して全国のユーザーと交流することができます。みんなと一緒に家庭菜園を楽しみませんか?