こんにちは、菜園ナビ事務局のRです。
冬の間は植えどきの作物も少なく、畑がさみしい・・という方も多いのではないでしょうか?
そんな冬こそ、土づくりをして春に備えておきましょう♪
ナビラー(家庭菜園SNS菜園ナビのユーザー)のchisa_fさんも、ちょうど土づくりをしようとされているところ。
「教えてください!」という、お悩みや相談に対して他のナビラーさんが実体験に基づいたアドバイスをくれるコーナーで投稿されました。
冬の土づくりについて
「畑を始めて最初の冬でして、行動を起こしたものの、皆様の冬の畑準備が気になり、教えてください投稿で失礼します。
しばらく最低気温がマイナスになりそうだったので、予定通り本日屋上菜園を一旦整理しました。右も左も判らない感じで雑草をとり、根を除去してみました。こんな狭い面積もきつい(^-^;)
去年7月、マンションの屋上菜園のすみに空きが出て路地(?)栽培に初挑戦しています。
しばらく放置されていた地のようでしたが、とりあえず去年は試しに秋まきでにんじん、カブ、春菊、ジャガイモ(失敗…)などを育てて楽しんでみたところでした。(その節はおすすめを教えてくださった方々、ありがとうございます。)
今年は春まきを3月くらいから、その後は夏野菜にも挑戦したいと思っています。
このまま1月は寒おこし?というものをしてみて、2月頭くらいから土づくりをすればいいかな?と思ってます。
手元には草木灰、米ぬか、もみ殻燻炭、発酵油粕。この辺を一緒に混ぜ込んでおけばいいのかな?などどふんわり思っています。あとは始める前にまくものによって苦土石灰と顆粒状のオールスター。
そんな感じでほんと〜になんとなく、準備をしていこうとしているのですが皆様の日記を見て、どんなことをされるんだろうと興味津々です。これはしておいたほうが良い、この時期こんなことをしている。などがあれば、教えていただければ幸いです(o-_-o)
写真は本日のビフォーアフターと時間切れ収穫たちです(笑)」
寒起こしとは?
畑に霜がおりる厳寒期に土を掘り起こす作業のこと。
掘り起こすことで土の中に潜む病原菌や害虫が死滅したり、土の品質を均一化出来たり、
土が凍結と解凍を繰り返すことによって団粒化し、土壌改良が期待出来ます。また、冬に繁殖する雑草が増えるのをおさえる効果もあります。
その後の収穫量がアップするともいわれていますので、ぜひ冬の寒い時期に行ってみてくださいね。
ヒロスキーさん
「chisa_fさん 始めましてヒロスキーと申しますヾ(≧▽≦)ノ
うちも、冬の間に土づくりをします。1月は寒起こしをして、2月は牛糞堆肥を入れます。3月から作付け時に、苦土石灰と発酵鶏糞を入れます。
chisa_fさんの畑の写真を拝見しました、土が瘦せている様な色をしているので、野菜の残渣や腐葉土(牛糞堆肥)を入れた方がいいと思います。あと、オールスターは、防虫ネット(不織布)を掛けて栽培するのであれば、入れなくてもいいかな(害虫被害の心配がないので。)。
寒起こしの様子です。
牛糞堆肥の投入の様子です。」
ひよこさん
「今は一年で一番寒い時期なので、寒おこしのチャンスですね。
スコップで掘り起こして、下の土を上にする感じで荒く起こして寒気に晒します。凍ったり解けたりして塊が崩れていきます。これをすると、雑草や虫が減りますね。」
Naoさん
「寒起こしが今は一番いいですね。この寒さだしいいと思います。」
chisa_fさん
「ヒロスキーさん コメントとお写真、ありがとうございます!すごい広さですね~!寒おこしも大変そうです。時期感としては思い浮かべていた作業時期であっていそうでほっとしています。牛糞堆肥・腐葉土ですか!確かにうちの土は茶色というよりぐれーっぽい顔色なので、足りてないのかもしれません。検討します!アドバイスありがとうございます!オールスターは、そうですね、プランター側でノーガードで育てていた時期に虫に懲りて手に入れました(笑)ネットなら確かに基本的には大丈夫ですね^-^
ひよこさん コメントありがとうございます(*^v^*)やはり寒おこしはしっかり効果あるんですね~!去年は雑草も虫も結構出たのでしっかりやってみます(^-^;)来週どこかでもう一回ひっくり返してみます。土が良くなりますように。。
Naoさん コメントありがとうございます!最近水やりホースが朝凍ってて、そろそろかなと思い至りました(笑)今年は特に寒いですもんね。しっかり霜が降りそうです(^-^)土の中の虫がへってくれることを願って・・・!」
ポコさん
「chisa_fさん こんばんは。米糠手に入るんですね。
この時期に米糠をバラまいて耕作しておけば雑草対策+線虫対策に効果がありますよ。それからナビ内では連作障害にも効果があるとの情報もあります。」
カントリー親父さん
「今の時期はまずは寒起こしでしょうか。耕作土を深く掘り上げてひっくり返すだけ(^^ゞ
2週間も放っておけば通気性・排水性のいい土になると思います(土の物理性の改善)
施肥(化学性・生物性の改善)はその後でも、3月のスタートには充分間に合いますね!」
ポタジェさん
「はじめまして、ポタジェと申します。とても狭いですが貸農園で野菜を栽培しています。
初心者ですが菜園ナビの先輩方に教えて頂きながら色々収穫できるようになって来ました。
土作りわかりませんよね。私もさっぱりわからなかったです。本を読んでも頭で分かるのですが、実践に結びつきません。でも皆さまの投稿を読ませて頂いいたり、コメント頂いたりして何となく理解できてきています。
今日私も昨冬に続き、2回目の寒起こしをしました。スコップで土を上下ひっくり返す感じです。
狭い畑なのでまだ色々植わっていて、上手くできませんでしたがなんとか終えました。次回堆肥、米ぬか、もみ殻等も入れて土作りを進めて行きます。
chisa_fさん も是非挑戦なさって下さいね♡おいしいお野菜が収穫できます。」
通常地盤?人工地盤?
かただんごさん
「chisa_f さん、いろいろアドバイスもらえて有難いですね。ただ注意しなくてはいけないのは、皆さんは通常地盤の畑土のつもりでコメントしていること。
屋上緑化などの人工地盤土壌の特徴は、透水層を設けているのと土壌を軽量化していること。透水層は土層の最下面にあるので、あまりに深く掘り返すと攪乱してしまう危惧があります。人工地盤では荷重の制約があるので、特に軽い土壌を使用します。土の色が違うのもそのためかもしれません。
一般地の畑土の比重が1.6~1.8であるのに対して、人工地盤用に設計されたものは0.8、在来土にパーライトなどを混入した改良土で1.3程度だと思います。アドバイスにあったヌカや堆肥や腐葉土などは軽いものなので心配ないと思いますが、今後のこともあるので荷重制限については管理者に確認しておいた方がいいかと。
通常地盤なら周囲の土壌との、養分・水分・病原菌・小生物などの行き来がありますが、屋上菜園だとそれがありません。いわば大きなプランターみたいなもので、違った苦労があるのでしょうね。2年目からフル稼働できますね、がんばってください。」
通常地盤と人工地盤は違った特徴があるので、よく確認しましょう。
chisa_fさん
「ポコさん コメントありがとうございます!米糠は、年始に帰省した際にホームセンターで働く母から分けてもらいました(^-^)線虫対策になるのですね!なるほど。あまり気になりませんでしたが、ニンジンのひげ根に少しぽこぽこコブ的なものが微妙にあったので対策になればいいなと。連作障害すごく気になります…狭い土地なので。植えるものに気を付けつつ、対策になればと思います!勉強になりました(*^-^*)
カントリー親父さん コメントありがとうございます!大体2週間くらいですね…なるほど…メモメモφ(•ᴗ•๑)しっかり効果が出るように、来週あたりもう一回くらい土を起こそうかなと思ってます。それから、施肥ですね…プランターでは新しい土だとあまり本格的に土づくりすることがないので楽しみです!
ポタジェさん こんにちは、コメントありがとうございます。日記拝見しにお邪魔しちゃいました。ちょうどポタジェさんも寒おこしされたところなのですね!いろいろ育てられてて素敵ですね(*^-^*)そうなんです。昔からほぼかかわったことがなかったので土のメンテナンスって何をどうしたらいいのかと。ネットのコラムなどは見てみたのですが、諸先輩方の実のお声がとてもありがたいです。私もまだ植わっているものがあったので部分で実施するか迷ったんですが、去年借りたてて一度しっかりリセットしたほうがいいかなと全部引っこ抜きました(笑)来年は越冬野菜が植わっていたら同じ苦労を踏むかもしれません(笑)
かただんごさん コメントありがとうございます。本当にアドバイスが一つ一つなるほど、となることばかりで有り難すぎます。菜園ナビの先輩方が皆さん優しい…(´•̥ ω •̥` )透水層Σ(゚▽゚;)わー…思い当たる節があります。最初借りたての際に草ぼうぼうの土地整理時に加減がわからず一度すごく深くに鍬をいれてしまい、なんか土違うぞ、とここまで入れちゃダメ感を感じました(゚∀゚;)うちの屋上菜園台風時もすごく水の引きが良かったんです。そういう仕組みになってたんですね…目からうろこです。マンションの説明資料を見返します…ありがとうございます。
そうなんですよね、屋上菜園って、路地とはまた少し違うのでプランターとの間くらいで人口の設備だということもアドバイスいただいた上で念頭におかないとですね(๑•̀д•́๑)
ありがとうございます、頑張ってみます!沢山のお酒の肴が作れますように…(笑)」
ポコさん
「>沢山のお酒の肴が作れますように…
沢山収穫するために再度のコメです。前の方が何を栽培していたのか解らないと思います。
ナス・トマト・ピーマンは連作障害が発生しますので、接ぎ木苗を購入して栽培した方が良いと考えます。接ぎ木苗は通常苗の2~3倍程度高価ですが連作障害を考えた場合十分元が取れると考えます。」
chisa_fさん
「ポコさん 再度のアドバイスいただき、ありがとうございます。
ナス科は基本3年くらいの影響があるとか。そうですね、少しでも病気に強い選択をしていきたいと思います!٩( ‘ω’ )و去年プランターで初ナス科は結果ボロボロだったので、少しは収穫できるよう下調べして苗買います(^_^;)」
いかがでしたか?実際にナビラーさんが取り組まれていることや、アドバイスをご紹介しました。
寒い冬だからこそできる寒起こし、ぜひ春に向けてチャレンジしてみてくださいね!
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■栽培計画の記録「冬の土づくりについて」:chisa_fさんの日記
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