こんにちは!

菜園ナビ運営事務局のワイです。

日本列島に大寒波が襲来しています…大雪や寒さには最大限の警戒をされてください。

 

こんな天気の中では、家庭菜園における外での作業は控えてくださいね。

ただ、冬の間も畑で出来ることがないわけではありません。

 

寒起こし(寒ざらし)

畑に霜がおりる厳寒期に、土壌を粗く掘り起こす作業のことです。

土壌を冬の寒さにさらし、日光に当て、空気に触れさせることで、土の中に潜む病原菌や害虫が死滅したり、土の品質を均一化出来ます。

また、土が凍結と解凍を繰り返すことによって団粒化し、土壌改良が期待出来ます。また、冬に繁殖する雑草が増えるのをおさえる効果もあります。

土をリセットする方法として昔からされてきた作業です。その後の収穫量が上がるともいわれているので、ぜひ冬の寒い時期に行ってみてくださいね。

 

団粒化すると、大粒の砂質と小粒の粘土質のバランスが良くなり、多くの有機物を含み、膨張性を持ったフカフカで柔らかい土になります。

栽培するのに理想的な土壌です。

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団粒構造

家庭菜園SNS菜園ナビの公式コラムで、寒起こしの話題に触れた時には、ナビラー(家庭菜園SNS菜園ナビユーザー) さんからもコメントが集まりました。

 

ひよこさん

寒起こしやってます。これやると、土がさらさらになってきます。そして、ヤブカラシなどの根を見つけたら除去。
冬は作物も少なめなので、寒起こししながら作付けを考えたりしてます。少し寒くても、体が温まります。

 

耕うんするわけではない?

かもめ♡さん

荒く起こす、、、に質問です。
これはスコップなどですくって返すくらいの感じを指していますか?
例えば耕運機で耕してしまうのでは、ダメなのでしょうか?

 

かただんごさん

粗く土塊状にほぐして、下の方まで万遍なく寒気にさらすのが荒起しですよね。耕耘してしまうと土壌が細かくなりすぎて、空気の通りが悪くなります。
角砂糖と粉砂糖の違いをイメージすると判りやすいかな。

 

ポコさん

>例えば耕運機で耕してしまうのでは、ダメなのでしょうか?

問題なしかと思います。私も行っています。
かもめ♡さんの畑の土壌は粘土質では無いので、寒起こしの目的を病原菌や害虫が死滅する効果と除草を考えれば良いかと考えます。

 

ロンキチさん

寒起こしは一般的にはかただんごさんのコメント通りですね。耕耘盤層破砕も兼ねられますからね。手作業ならスコップ等で、機械が有ればソイラ系、場合によりプラウでも可能でしょう。

私はガラスの腰&機械が無いので、管理機で荒く耕耘してます。耕耘後は地表より数センチ下の層が凍結しますのでポコさんのコメント通り病原菌や害虫が死滅する効果は多少は有ると考えてるからですね。午前中なら土が凍結してますから、週一しても多少粗目の土が維持できますよ。

今日の耕耘後の圃場です。

寒起こし

 

一般的には荒く掘り起こし、空気の通りを良くする作業ですが、耕うんすることでも病原菌や害虫が死滅する効果は期待できるようです。

 

寒い季節、種まきや定植したくてうずうずする気持ちをぐっと抑えて笑、春に備えた土づくりを行いましょう!

 

文章内でご紹介した公式コラムはこちらです。

菜園ナビさんの日記: 冬場の作業 (saien-navi.jp)

 

冬の作業についてはぜひこちらもご覧ください!

春に備えて…冬の間の畑はどうしてますか? – 菜園ナビまとめ (saien-navi.jp)

冬の土づくり、何をすればいい?アドバイスをください! – 菜園ナビまとめ (saien-navi.jp)

 

 

 

 

 

 

 

 

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