こんにちは!
9月になりましたが、まだまだ毎日暑いですね。
夜は秋の虫が鳴いていて、少しずつ秋に近づいているのでしょうか。
今年はお祭りも自粛されているので、季節感を感じるのは虫の声と畑の作物。
我が家の畑には、美味しいヘルシエとイチジクがなっています。
ヘルシエは家族絶賛、焼いても茹でても粘りが違います!
少しだけ…菜園ナビのご紹介☆
さて。先日、KBC九州朝日放送「アサデス」にとりあげられました、
というご報告をしたのですが
出演してくださったナビラー(家庭菜園SNS菜園ナビユーザー)さんが仰って下さったように、
菜園ナビの特徴の一つは、全国各地の人とのつながりです。
番組内で「教えてください!」「コメントください!」機能での
ナビラーさん同士のやり取りがご紹介されました。
一人の不安をみんなで解決!
菜園ナビには頼もしい仲間がいます。
一人で作物を育てていると、
予想外の症状や虫の出現に頭を悩まされたりしますよね…
症状からその原因、対処法を調べるとき、
本やインターネットに掲載されている症状と若干違っていたり、
自分の畑の状態も影響していたりするので、
解決策を見つけるのがなかなか難しかったりします。
そんな時には家庭菜園SNS菜園ナビ!
今回は、先日投稿されたコメントをご紹介させていただきます。
地這いキュウリって?
ところでみなさん、地這いキュウリをご存知ですか?
農家の方が育てているキュウリの多くが、ビニールハウスや露地で
支柱を立てて立体栽培されている節成りキュウリです。
場所を取らず、 ビニールハウスでも何百本も植えることができ、
湿度に弱いキュウリの風通しを良くさせ、早くから収穫できる為です。
しかし、伝統固定種のキュウリは地面を這って生育する、根の浅い野菜です。
場所を取り、地表をわらなどで覆って根を守る必要もあるのですが、
暑さにも強く、皮が柔らかくて味のよいキュウリがたくさんとれます。
地這いキュウリの雌花が成らない
現在、そんな地這いキュウリを育てている
やつちやんさんからの「コメントください!」
「地這キュウリを畑に直播きしましたが
1メートル50位の背丈になり花がかなりついていますが、
ナリ花、雌花がありません、
畑の事情で支柱とネットに誘引、
地這キュウリは地這にしなければならないのでしようか??」
大切に育てた地這いキュウリ、雌花がつかないのは心配です…。
そんな不安に、ナビラーさんがお答えします。
地這いキュウリは摘心する。親づる(主軸)を5~7節でカット、子づる、孫づるを伸ばす
ロンキチさん
「ネット支柱栽培は可能ですよ。
実の付かない原因は肥料、日照、気温等々でありますが、その前に主軸5~7節でカットしてます?
カットしてあるなら、もう少しの辛抱ですかね?」
ご自身も地這いキュウリを支柱栽培で育てているとのこと。
頼もしい栽培の先輩のコメント!
原因は、支柱に誘引したことではないようです。
ロンキチさんが原因だと思ったのは、
「主軸5~7節でカットして」いるかどうか。
それにbeagleさんも続いてコメントして下さいます。
beagleさん
「やっちゃん
姿を拝見しますと、ロンキチさんいわれるように、摘心が原因かと。親蔓は雌花滅多に咲かないようです、地這いは。
子蔓の方が雌花つきやすい。
それでも、節ごとではなく、ポツンポツンとです。
なので、5節ぐらいで摘心して5本の子蔓に期待する栽培法が宜しいかと。
摘心されていないようでしたら、今からでも」
やはり「摘心(先端を摘み取って芯を止めること)」していないからではないか?と考察してくれました。
皆さんの意見にやつちやんさん
「ご指摘のとおり、摘芯はしていません、
普通のキュウリのように、ネットに誘引しただけです、明日さっそく摘芯します」
ゴンちゃんさん
「摘芯が必要と書こうと思ったら、流石のお二人でした。
畑仲間も雌花が着かないと言っていたので、摘芯のアドバイスをしました。
摘芯したら着くようになりましたよ!」
ゴンちゃんさんも同じご意見。
畑仲間の方も摘芯したら着くようになったと、希望の持てるお言葉。やはり、同じ悩みを抱えている方はたくさんいらっしゃるようです。
やつちやんさん
「有難う御座います、あらためて種袋の裏を見たら本葉5枚で摘芯と有りました」
調べたところ、beagleさんの仰る通り、
【地這いキュウリは、親づるを伸ばす節成りキュウリと摘芯のタイミングが違い、
親づるを摘芯して子づるや孫づるを伸ばして育てる】そう。
【雌花がつかない】ことから、【摘芯をしていないのではないか?】と気付かれる、ナビラーさんの経験と知識にはいつも頭が下がります。
地這いキュウリは皮が柔らかく、収穫して1日経つとしんなりしてしまう為、スーパーなどで見かけることも少ないです。
近いうちにやつちやんさんのキュウリに無事雌花が咲いて、採りたてでないと味わえない味を楽しめますように!
このやり取りをご覧になった皆さんの中にも、
同じ悩みを解決できたり、なるほどと勉強できた方もいるのではないかと思います。
「教えてください!」「コメントください!」機能を活用すると、知識の幅が広がって、きっと家庭菜園が今よりもっと楽しくなりますよ。
みなさんもぜひ分からないことがあれば書き込んで、ナビラーさんにコメントを求めてみてくださいね♪
本日のやつちやんさんとみなさんのやり取りは、
菜園ナビ内で公開いただいております♪
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