こんにちは!

家庭菜園SNS菜園ナビ運営事務局のワイです♪

だんだんと蒸し暑くなってきて、水やりの頻度も増えてたのではないでしょうか。

朝一番で水をやっている方が多いのではと思いますが、「なんで朝の方がいいんだろう?」「夕方にも水やりしてもいいの?」と思ったことはありませんか?

今回は、野菜を元気に育てるための効果的な水やりのタイミングについてご紹介します。

 

まず…上手な水やりのコツ

■適切な水やりの量

野菜の種類や大きさによって必要な水の量は異なりますが、基本的には、鉢なら底から水が流れ出るくらいたっぷりと与えます。

これにより、根が土の深いところまで伸び、丈夫な株に育ちます。

■正しい水やりの方法

病気予防のため、葉にはなるべく水をかけずに株元にピンポイントで水をあげます。水圧が強すぎると土が跳ねます。霧吹きはべたつきの原因にもなるので、控えめにしてください。

■土の状態の見方

一般的に表面が乾いているからといって、すぐに水をあげる必要はありません。

水やりの判断基準として、指を土に差し込み土の中の湿り気を確認したり、鉢の重さで判断したり、葉のしおれ具合を確認する方法があります。

■マルチングの活用

真夏の水やりには、マルチ(土の表面を覆うこと)が効果的です。わらやもみ殻、新聞紙、バークチップを使用する方法があります。

マルチをすることで水分の蒸発を防ぎ、土の温度上昇も抑えられます。

これらの基本をおさえた上で、実際のベストな水やりのタイミングについて見ていきましょう。

 

水やりのタイミング結論、ベストなのは「朝」!

それでは、朝と夕方それぞれの水やりについて、メリット・デメリットを詳しく見ていきましょう。

結論から言うと、やはり朝の水やりがおすすめです。

■朝の水やりのメリット

人間と同じで、朝は植物が活動を始める大切な時間。日の出とともに光合成を始める植物にとって、朝一番の水分補給は理想的です。

また、日中の強い日差しによる水分蒸発にも備えることができ、葉が濡れたとしても日中に乾くため、病気の予防にもなります。

■朝の水やりのデメリット

早起きが必要なことと、梅雨時期など朝露が多い日は過湿になりやすいことが挙げられます。ただし、これらは植物の健康を考えれば、小さなデメリットと言えるかもしれません。

■夕方の水やりのメリット
仕事帰りなど、作業がしやすい時間帯です。また、気温が下がる夜間にじっくりと水を吸収できることや、暑い土の温度を下げられることもメリットです。

■夕方の水やりのデメリット

最大の注意点は、夜間は乾きにくく、葉が濡れたまま夜を迎えてしまうと、病気の発生リスクを高めます。特に梅雨時期や蒸し暑い夏場は要注意で、夜間の高湿度と重なるとカビや病気が発生しやすくなってしまいます。

 

このように比較すると、植物の健康を第一に考えた場合、朝水をやるのがベストと言えます。

どうしても朝の水やりが難しい場合は、夕方の水やりでも構いませんが、なるべく株元だけに水をあげるよう心がけましょう。

そして、もし朝の水やりを忘れても、慌てて夏の暑い時間帯に水をあげてしまわないように注意!

すぐに熱湯に変わり逆に植物にとっては大ダメージになる可能性もあります。葉が乾いてしまっていても日差しが落ち着く夕方まで待ちましょう。

 

健康な野菜を育てるために、適切なタイミングで水やりを!

毎日の水やりにも気を付けると、野菜たちはぐんと元気に育ちます。

夏場の朝の水やりを心がけることで、丈夫な野菜を育てることが期待できます。

重複になりますが、朝の水やりがどうしても難しい方は、夕方の水やりでも大丈夫です。ただし、葉に水がかからないよう株元にピンポイントで水をあげることを意識してください。マルチングを活用すれば、水やりの回数も減らすことができます。

暑い夏を乗り切るためには、水やりは特に重要です。毎日の観察を欠かさず、土の状態をよく見ながら、野菜たちに必要な水分をしっかり与えてあげましょう。きっと、野菜たちも健康に育ってくれるはずです!

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