こんにちは!
菜園ナビ運営事務局のワイです。
1月も後半、家庭菜園SNS菜園ナビではそろそろ、ジャガイモの植え付け準備の話も上がっています。
菜園ナビでは、ホウレンソウ兵衛シリーズも年またぎで行っていますし、冬の間も栽培の話題に事欠きません!
さて、本日はミルクさんの堆肥づくりについてのお話です。
ビニールハウスの下に堆肥づくりで温床に!
昨年より、軒下にビニールハウス設置したが、中々温度上がらなかったので、庭の南側に穴掘って、枯れ葉、枯れ木等で温床にして、その上にビニールハウス設置してみる事に!
とりあえず穴掘った。庭外の雑草も投入予定!何とかビニールハウス内を少しでも暖かく出来ないかなと!
寒い時期、ビニールハウスの中はもちろん外部に比べて多少温度は上がりますが、隙間風を押さえることはできませんし、外部が寒ければ内部も暖まりません。
暖かければ作業もしやすいですし、苗も育ち、外気温で作れない作物も作れるようになるかもしれません。
ミルクさんはビニールハウスの下に温床を作ってみることにしました!
温床って?
温床とは苗を早く育てたり、低温期に苗を育てたりすることを目的とし、床土を人工的に温かくした苗床のことを指します。
電気を使った電熱温床もありますが、有機物の発酵を利用した温床は、ワラや落ち葉など有機物を微生物が分解する時に発生する熱を利用します。また、踏み込むことで酸素を減らして長時間発熱させます。
踏み込み温床があれば自然の力を利用して寒さの残る晩冬でも、育苗ができるくらいの地温を確保することができ、さらに分解が終わったら堆肥として使えます。
熱を発し、堆肥もできる一石二鳥な温床、ミルクさんもビニールハウス下でチャレンジです!
温床をつくる為に、必要な材料は?
ミルクさん
本日午前中は、雨だったので、土がある程度乾いてから、枯れ葉、枯れ木など入れるかなと!
発酵熱(の地熱)で、ビニールハウス内がある程度暖かくなればと思うし、それが冬越しするまで持続すれば理想だが、色々調べると、易分解性有機物、難分解性有機物とか、窒素飢餓とか頭が混乱してきたが(笑)、結局バーク(細かい枯れ木?)とか、枯れ葉、鶏糞、米ぬかなど色々な材料入れれば良いのかな??まあやってみるしかないかな?
上記に述べた通り、微生物が分解できる材料を集めなければなりません。
バーク、枯れ葉、鶏糞、籾殻、米ぬか、酒粕…
温床はみなさん関心の高いところで、ナビラー(菜園ナビユーザー)さんからもコメントが寄せられました。
イケ菜さん
ビニルハウス内暖房兼用温床はとても興味のある事柄でございます。自分のビニルハウスも今週の寒波で地上30センチ温度がマイナス2度まで下がってしまったので温度を上げるのに堆肥を仕込もうか迷っておりました。
難点は、頻繁に様子見れないので温度上昇し過ぎた時に調節できない事と持続時間が短い時に対策取れない事ですが、米ヌカももみ殻も結構あるので今週末に時間があったら簡易ビニルハウス内を掘り下げてみます〜。
鶏糞…ニホヒが結構する感じっす(⌒-⌒; )
ミルクさん
確かに温度調節が難しいですよね!高温にならなくても、夜間でも20℃前後になり、しかも冬越しまで持続できるような温床は、出来ないものでしょうか?
昨年は、軒下のビニールハウスで温床まがいやりましたが、温度上がらなかったので、土の上で温度上がるだけでもありがたいかなと笑)鶏糞は、確かに臭いますね!発酵鶏糞はどうなんでしょうか?(ちょっと高いから堆肥化にはもったいないか)
イケ菜さん
>夜間でも20℃前後になり
イケ菜はそこまで望まず最低気温12〜15℃でいいですぅ(つД`)ノ
持続しやすいとの噂で鶏糞良いと聞いたので(笑)もみ殻堆肥に入れたのですが今でも結構ニホヒますぅ。発酵鶏糞どうでしょうねぇ(-。-;米糠ぼかし の経験では入れた事ないので…
一応、藁ともみ殻、米ヌカ、油粕でやってみたいと思います。踏み込み温床は踏み込むとより持続するらしい(噂)なので頑張ろうかなぁ
ミルクさん
最低気温12〜15℃でも良いですね!(目標高過ぎか(笑)
踏み込み温床ですか!なるほど
雑草枯れ葉、枯れ枝堆肥(雑草と土のサンドイッチ)だと、堆肥化すると踏み込まなくても(ほったらかしで)、気が付くと段々沈んでいるので、踏み込み温床も堆肥化すると沈むでしょうから、更に枯れ葉等足して行けば、発酵熱継続になるかもですね!
ビニールハウスより広い穴掘ったから、ビニールハウスごと沈むかも(それでもまあいいか?)
逆に、ビニールハウスをすっぽり入れて踏み込み温床にしたら、腰を屈めて入る事になるけど、より発酵熱をいかせるかも??また変な発想が芽生えてきました。
ミルクさん
昨年軒下のビニールハウスで下記実施しまして、イマイチだったので、下が全部温床の土なら、もっと温度上がるのかなと!
昨年のビニールハウスの試行錯誤
ちょっと中途半端でした。
今年庭外で8月に穴掘り雑草枯れ葉入れて土をかけてほったらかしで堆肥化したら、現在堆肥化進んだのかかなりへこんでました。(右下写真)冬だと堆肥化鈍いはずなので、踏み込みして、尚且つ蒸気機関車のように枯れ葉等追加すれば、何とか温度持続し、土もへこまず冬越しできるかなと?
イケ菜さん
リンク先に続きですね。
もみ殻手に入りにくいとの事なのでできるだけ落葉を重ねる感じですかねーお近くならおわけするのになぁ。
堆肥が十分であれば連作障害の強い作物も成長が期待できるみたいなのでそれも楽しみですね。
ミルクさんの踏み込み温床のようす。
ミルクさん
落ち葉、枯れ枝を入れて、発酵鶏糞、米糠、油かす、石灰入れて、土を被せ踏み込みました。
更に落ち葉、枯れ枝を入れて、発酵鶏糞、米糠、油かす、石灰入れて、土を被せ、踏み込みました。
庭外の雑草枯れ葉積み重ねてたものを庭の穴に入れて、発酵鶏糞、米糠、油かす、石灰入れて、土を被せ、踏み込みました。
ビニールハウス設置してみました。ちょうどすっぽり入る形に!堆肥3段重ねしましたが、もう1段いけそうなので、又落ち葉拾って来るかな?
4段重ねたら、ビニール掛ける予定。
イケ菜さん
発酵鶏糞行きましたか(°_°) 経過が楽しみですね。((o(^∇^)o))
大がかりな作業ですが、成功したら栽培の幅が広がりますね!
ガーデンバッグで実施も◎
六実のおじさんさん
ビニールハウス内温床。大賛成です。
私はハウスが設置できないので、ガーデンバッグにビニールかけてやりました。
最高最低温度計もありますが、記録も採ってないのでわかりません。ただビニールの内側に水滴がついたし、屋外では変化のなかった野菜の種(ナス、ピーマン等)が芽を出すし、サツマイモが芽を出したのは嬉しかったです。
落ち葉に鶏糞を混ぜると、温度が上がるそうですが、管理が難しいらしいです。(温度と匂いも)
私は米糠を使いました。ただガーデンバッグが小さいので、長続きは難しいようです。いっぱいだった落葉も、ほぼ半減。成人の日を過ぎたら、切り返し。更に落ち葉、米糠を足してアーム支柱にビニールかけて、2月になったら種まきしようかな。考えています。
温度が上がらなくても、野菜の育ちが悪くても、良質の堆肥は出来ます。頑張りましょう。
六実のおじさんはガーデンバッグで温床づくり。バッグサイズだと、スペースがない方や、試しにやってみたい方は、気軽にチャレンジできますね!
ミルクさん
「温度が上がらなくても、野菜の育ちが悪くても、良質の堆肥は出来ます」
そうですよね!試行錯誤で頑張ってみます。
貯蔵庫で管理しています◎
鈴鹿峠さん
ハウス内に貯蔵庫を作って温床と米糠ぼかしで温度管理をしています。
現在、トマトとナス、パプリカ類を収容したので庫内を拡幅して温床用の穴を掘管理しています。
収蔵庫温度は15℃以上を確保できています。
12月の時点で15℃を確保できる、温床が栽培にどれだけ有効か期待が膨らみます!
みなさんからも感嘆の声が…
ポコさん
>収蔵庫温度は15℃以上を確保できています。
15℃以上なら安心してショウガの種保存できますね。
鈴鹿峠さん
此方はこれから厳冬期に入りハウス内も朝はマイナスを計測しています。
貯蔵庫内で管理しているサツマイモ苗は発泡箱内では最低温度が18度で推移しているので生姜も移動させて蔵庫内で管理したいと思っています。
ミルクさん
本格的で凄いですね!
私はまだ温室にならないかな程度のレベルなので、レベルが違いすぎますが、色々参考にさせていただきます。
イケ菜さん
チョー本格的ですよね。
スタイロで周りを囲うのはパクりたいです〜(^。^)
自分はプラダンでやろうとしてましたがスタイロの方が温度の安定化に貢献しそうです。
十分に加水するのも大事!
イケ菜さん
資材を入れた後なのですが、加水はしているのですか?加水を結構しないと発酵があまりしないみたいですね
ミルクさん
一昨日の雨で、少し土が重たく湿り気がありましたが、多分足りないと思います。水分は、何%ぐらいでしょうか?(60%だったか??)これから天気が続きそうなので、水分は必要ですね!明日加水します。
イケ菜さん
なるほど雨上がりの土だったのですね。
どこかのサイトで70%とか書いてあった気がしますがそこのサイトは土を交ぜずに米ヌカのみだったと思いますので60%であればそれで温度がどれだけ上がるか確認してから足しても良いかなと自分なら思いますけど。
有機物を入れ、踏み込み、加水も大事とのこと!
ミルクさん
どのくらいが、水分60~70%かよくわかりませんが、加水しました。虹が見えました。
色々な微生物が繁殖すれば良い訳ですね!
イケ菜さん
虹が見えたですとな。(o^^o)幸先良いですね〜\(^o^)/
ミルクさんの温床づくり、詳細にレポートしてくださいました!コメントくださった方も、ご自身のやり方で実際に温度をキープできているとのこと。
これから試してみたいと思っている人には、大変参考になったのではないでしょうか?
知らなかった方も、本日の日記を見てやってみたいと思われたのではないでしょうか☆
家庭菜園では、冬の間は夏野菜のように収穫に追われることも少ないかもしれません。その間に春の栽培最盛期に向けて、色々試してみるのも楽しいですね!
本日のミルクさんの実際の日記はコチラから!続きのレポートもご覧いただけます★
■堆肥作りの記録「ビニールハウスの下に堆肥づくりで温床に!」:ミルクさんの日記
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