こんにちは!家庭菜園SNS菜園ナビ運営事務局のワイです。

みなさんは畑に作物の種をまく前、土壌の準備はどうされていますか?

本日は土づくりについてハイデ流美さんからのご質問を紹介します!

 

もみ殻を使って土壌改良!

もみ殻を使った粘土質改良について

家の庭での小規模菜園です。夏野菜しか作らず、翌年春までは休耕です。

地域は冬極寒の長野市です。

11月からの土づくり、特に粘土質土壌の改良のためにいろいろ調べているところです。昨年は11月に腐葉土をすき込んで寒起こしをして、春に再び腐葉土を入れて夏野菜を作りました。雨が降ると畝間には水たまりができる状況でした。今年は、地元JA精米機からもみ殻を無料で大量に仕入れることができたので、粘土質土壌に加えてみようと考えています。(ネット情報がたたき台です)

 

粘土質土壌の改良目的としての質問なのですが、

・そもそも、もみ殻のすき込みは粘土質土壌の改良に有用なのでしょうか。

・もみ殻を年内に土壌にすき込む場合、どれくらいの量(目分量)が適正でしょうか?

 

経験の浅い質問ばかりで申し訳ございません。ご教示、アドバイスのほどよろしくお願いいたします。

 

粘土質土壌は水はけや通気性、排水性が良くないため、野菜を育てるには不向きな面があります。そこで、ハイデ流美さんはもみ殻を使った改良を考えています。

これに対してナビラー(家庭菜園SNS菜園ナビのユーザー)さんからのアドバイスは?

 

粘土質の土壌に有効!一緒に入れると良いもの

六実のおじさんさん

籾殻粘土質改良に使用。実にいいですね。実家の休耕田を耕しています。悩みは同じ。違うのは、もみ殻が手に入るか否か。

私は手に入らないから、排水路整備、寒起こし、腐葉土活用。いくらかでも野菜が育つようにです。

漉き込む量ですが、結論として分かりません。弊害は聞かないから、私なら多めに入れます。

 

ポコさん

>そもそも、もみ殻のすき込みは粘土質土壌の改良に有用なのでしょうか。

粘土質の土壌だけでなく他の土壌でも有効と思います。

 

>もみ殻を年内に土壌にすき込む場合、どれくらいの量(目分量)が適正でしょうか?

私は籾殻を燻炭にして畑に入れていますのでご質問の答えは解りませんが、近所の畑では籾殻を畑に入れています。

その際の籾殻の量は2~3㎝程度の高さの量で耕運機で耕しています。

 

しみのりさん

わたしも、ライスセンターで無料で取りたい放題もみ殻がもらえます。欲張ってガラ袋にいっぱい貰ってきます。ただなので、1メートル四方に、45リットルのゴミ袋1袋くらい入れちゃいます。

ちなみに私がライスセンターで貰ってくるもみ殻は、すりつぶしもみ殻です。これに、牛糞や鶏ふんを混ぜ、何度も耕うんしています。粘土質だった土が、2~3年作物を作っていると、土はだんだん良くなってきました。

それに、ただなので、畝を作って、畝間に。もみ殻を厚く敷いておきます。すると、草除けにもなります。今は、人参の種まき後に蒔き、畝にもたくさん蒔いてあります。すると、今度また、畝を作り直すときに、蒔く手間も省けます。無料をうまく使ってね!

 

今は、落ち葉貰ってきて、もみ殻、落ち葉、米ぬか、油かすを混ぜ合わせておくと、腐葉土のようになり、ふかふかになりました。私は、愛知県なので一冬で夏野菜に使えました。

 

ひよこさん

自分も昨年から粘土質の土壌の改良にもみ殻をすき込みはじめました。

 

昨年は乾燥すると鍬も入らないくらいカチカチでしたが、少し良くなってきました。

今年ももみ殻を投入します。もみ殻以外のも米糠、堆肥もすき込んでいます。すぐに効果は出なくても、少しづつ良くなっていくと信じてやっています。

 

みなさんからもみ殻の有用性については太鼓判を押していただけました。みなさん土壌改良にもみ殻を活用していらっしゃいます。量はそれぞれですが、ポコさんのご近所の方は、2、3㎝程度の高さの量、しみのりさんは1㎡に45ℓの量でした。

もみ殻だけでなく、牛ふん、鶏ふん、堆肥や腐葉土、米ぬか、油かすも一緒に入れて耕されているようです。

 

米ぬかを一緒に入れて

イケイケ菜園略してイケ菜さん

もみ殻沢山入手されたのですね。よかったです〜。(^o^)

 

うちは粘土層は耕土の約40センチ下でかちんこちんだからミナイフリー、耕土はきめ細やかなドロが混ざって排水性が悪いです(/ _ ; )

今年は約30平米に200L程もみ殻入れましたがあまり変化見られなさそうなので今月後400L入れてみます。もみ殻だけだと分解に確か2、3年かかると思うので米ヌカをなるべく大量に手に入れて同じにすき込みましょう。

これで分解が早まると思います。懸念としては雪の下で温度が上がらなく分解が進まないかもですがチャレンジの価値はあると思いますよ。

 

カントリー親父さん

粘土質土壌の改良に頑張っていますね!「庭での小規模菜園」と云う事なので、

皆さんのご意見とは少し違うかも知れません。

 

籾殻の投入は有用ですが、籾殻が微生物に分解され、微細な有機物になって土壌が団粒化するまで時間がかかりますよね。籾殻投入するなら、微生物に分解して貰うために、併せて米糠を撒くのが良いと思います。

私的には、出来るのであれば今まで続けて来られた腐葉土(籾殻より更に分解されている)の投入をメインで、籾殻の投入は畝間・通路に撒くサブ・シナリオとして進められたら如何かと思います。

 

米ぬかを一緒にいれると分解が促進される効果があるようです。

カントリー親父さんからは、小規模なら腐葉土をつづけてみてはというご意見も。

 

腐葉土と一緒に漉き込む

すわこさん

庭を畑にして3年くらいになります。

うちは粘土質ではなく、細かい砂利みたいな、掘ると瀬戸物とかの破片が埋まっている(そう言えばそのあたりは粘土っぽい)感じなのですが、籾殻等で畑にしていったので参考までにお伝えすると…

農家の叔父が指導してくれた記録を見ると、今の畑より狭いスペース(車2台分ほど)に…

籾殻を6袋(70リットルくらいの袋にパンパン)と、くん炭1袋は入れています。他に豚糞堆肥(これにも籾殻やら入ってます)、有機石灰、尿素……新潟なのですか、3月中旬にこれらを入れて耕して、5月には夏野菜の苗を植えたりしていました。

 

ハイデさんは腐葉土もあるんですね、うらやましいです。籾殻と合わせて、とても良い土になっていきそうですね(*´ω`*)

 

Beagleさん

私の場合、通路と畝の高さの差が20〜30cm程度ありますので、全面フラットになる程度の籾殻を通路にまいてます。

畝立て時にそれを混ぜ込みながら、およそ半年〜1年で表面からなくなります。

生の米糠や籾殻を畑にすき込む土作りについて、功罪知られています。ただ、私は4年繰り返して、今のところ、籾殻大量混ぜ込みはあくまでも私の畑の場合、しなかったよりはして良かったと感じてます。元々宅地での土作りとしてやりましたが、出来上がった畑では害も多いかも知れませんね。ご判断の材料になれば良いのですが。

土づくり

 

ゆらさん

もみ殻、入れると良いと思いますよ。うちの粘土と石の畑も、昨年の冬から、大量のもみ殻を投入しています。米ぬか投入もしていますが、若干、気をつけないと獣が来るかも?

一年弱過ぎましたが、徐々に土質が改善されてきていると思います。

米ぬかについては、イノシシやシカが来ない地域ならいいかもしれません。うちは、生米ぬか撒いて、イノシシが来ました(*´ω`*)

 

付け加えて、春まで休耕ならば、緑肥を蒔いておくといいかも?極寒ならば、ライ麦をおすすめします。昨年試しましたが、小麦は発芽しない気温でも、ライ麦は発芽しました。育てば、草マルチとして使えますよ。

 

ヒロスキーさん

粘土質土壌の改善と水はけの改善は若干違うと思います。

籾殻(米糠)や落ち葉を漉き込んだ部分は確かにふわふわになって酸素が根に供給されやすくなるのでいいことだと思いますが、耕してない部分はカチコチのままなので、水はけが悪いのは変わらないはずです。(うちの畑がそうなので。)

 

水はけを改善するには、暗渠を作るのが効果的です。畝を作る場所に溝を掘って、籾殻を投入して埋め戻すだけです。水はけが劇的に改善すると思います。

もっとも、根腐れするほど湿害が酷いなら、暗渠も必要かと思いますがそうでなければ、それほど水はけはシビアにならなくてもいいんじゃないかなと思います。

 

作っている作物を拝見しました。トマトについては、乾燥を好むので高畝にして雨よけを設置すれば十分だと思います。

ナス、ピーマン、キュウリについては、水分が必要な作物なので今のままで十分だと思います。湿害が出ていないなら、根っこへの酸素供給に重点を置いて土壌改良されるのがよろしいかと思います。

 

問いかけしたハイデ流美さんも、みなさんのお話、経験が大変参考になったようです♪

まずは少しずつ始められるみたいですが、そこでさらに質問です。

 

ハイデ流美さん

しみのりさん、堆肥も混ぜて耕うんするとなおよい感じなのですね。自分も腐葉土と一緒にすき込むつもりです。

>畝を作って、畝間に。もみ殻を厚く敷いておきます。

土壌表面にまいておくと風で飛ばされて周りに散乱・飛散しませんか?

 

しみのりさん

もみ殻は、雨が降ったり、水かけをしたりして、飛んでいくという経験はありません。もみ殻が、すり揉みで、私がもらってくるものはわりに粉なだからかもしれません。もし、飛んでも悪いものではないのでどこか吹き溜まりができるだけです。

土づくり2

 

ハイデ流美さんの畑は住宅街で、もみ殻が飛散して後始末トラブルという懸案があり、少量を菜園全体にまいて、併せて腐葉土もすき込みされるようです。

 

籾殻は分解が非常に遅く、窒素飢餓も起こりにくいと聞きました。

粘土質の改良としては、あたかも黒曜石パーライト(半永久的に残る・空気層を形成する・透水性や水はけ、通気性に優れる)の『消費版』のように作用してもらえれば理想なのかもしれないと、素人ながら思っています。

 

土地によっては、そのままでは家庭菜園を始めるのが難しい土壌もあります。これから栽培をされる方は、状態を見て土づくりを行う必要があります。

ハイデ流美さんと同じ粘土質土壌で困っている方は、今回のやり取りがとても参考になったのではないでしょうか。みなさんのヒントを参考に、土づくりにも力を入れて作物を元気に育ててくださいね!

 

本日の投稿は菜園ナビでご覧いただけます!

ハイデ流美さんの日記: もみ殻を使った粘土質改良について 

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