こんにちは!

菜園ナビ事務局のAです。

 

急に暑くなったと思いきや、もうすぐ梅雨の時期がやってきますね…。

今年は各地域ともに被害がないことを切に願います。

梅雨に限らず、昨今の異常気象によってゲリラ豪雨のような大雨や台風が増えており、例年猛暑も続いていますよね。

本日は、これらの異常気象から作物を守るにはどのような対策をしたら良いかをご紹介しようと思います。

 

対策方法としては主に、

・高温対策

・強風対策

・大雨対策

があげられます。

一つずつ詳しく説明していきます。

 

高温対策

直射日光を避けよう!

日照り

強い日差しで気温が上昇し、発芽障害や幼苗に葉焼けを起こすことがあります。日よけをして、直射日光による干ばつが起こらないようにしましょう。

遮光する資材は、日よけネットやよしず、寒冷紗のトンネルなどがオススメです。

目安は、遮光率50%程度の遮光資材を選び、夜間や雲雨天時は取り除くと良いでしょう。終日遮光する場合は遮光率20%程度のものがオススメです。

ただ、熱がこもる環境は危険なため葉が密集しないよう摘み取るのも一つの手

通気を維持しながら直射日光だけを遮ることを意識したグッズ選びをすると良いかと思います。

作物への水やりと、ご自身の熱中症対策は忘れずに行いましょう!

 

強風対策

防風アイテムを揃えよう!

強風

防風ネットを活用し、支柱の補強、早めの収穫をオススメします。

防風ネットは、風上側に張るか、防風ネットで畑を囲います。網目であっても風が通過するときに風力が軽減され、強風対策になります。

ただ、風が通過するときにはかなりの抵抗がかかるので、支柱を補強するか、しっかりとした作りのものを使用しましょう。

天候が荒れる前に収穫ができるものは収穫しましょう。早めに収穫することが難しい場合は、支柱に野菜を固定するか、数株をまとめて縛ると倒れにくくなります。

ご自身を守る為に、天候が荒れてからの作業はくれぐれも行わないようにしてください!

 

大雨対策

雨を溜めない構造を作ろう!

大雨

雨避けや、排水計画をしましょう。野菜に雨がかからないようにビニールなどで屋根を作るか、株の周囲に支柱を立ててビニールをかぶせるだけでも多少は対策になります。また、速やかに水が引くように、作物の周囲と畝間に溝をつくっておくと良いかと思います。

水はけが良くない場所においては高畝にします。想定を上回る水量が流れこんだ場合は、なるべく早い段階で追肥などを行ったり、被害を受けた茎葉を除去したりすることで、病害虫への更なる被害の発生を防げるよう努めましょう。

生育初期の作物が被害を受けた場合のために予備苗を準備しておくという方法もあります。被害を被った場合に潔く予備苗を植え直して最初から育て直すことで、その後の病害虫被害の拡大などの防止にも繋がります。

 

ここまで読んでみて、実践できそうな対策方法はありましたか?★

梅雨の時期はもうすぐやってきます。様々な異常気象から大切な作物を守るために、梅雨対策をまだされてない方はぜひ今のうちから準備を始めることをオススメします。

ホームセンターなどにも様々な対策アイテムが並んでいますので、これから対策をされる方は一度足を運んでみてください♪

 

※上記であげた対策方法は一例であり、作物への被害を100%防げるわけではありません。

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