こんにちは、菜園ナビ事務局のRです。
2023年を迎えましたね。皆さん、今年の目標は立てられましたでしょうか?
今年は新しい品種にチャレンジする?量はどれくらい収穫したい・・・など、考えていると楽しくなってきますね。
今年も皆さんの菜園のおともに、菜園ナビをどうぞよろしくお願いいたします。
パプリカの特長
皆さん、パプリカはお好きですか?
パプリカはピーマンやトウガラシの仲間で、肉厚で大きな果実が特徴。
赤、橙、黄色、緑など様々な色のものがあり、甘みがあって水分も多いのでサラダなど生でも美味しく食べられます。
食物繊維、鉄分、カリウム、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンC、カロテンなどの栄養素を豊富に含んでいます。
赤や黄色のパプリカはピーマンの2倍以上のビタミンCを含んでおり、ピーマンと見た目は似ていますが、栄養素は異なります。
わたやヘタにもたっぷりの栄養素が!
わたやヘタにも食物繊維やカルシウム・カリウムなどのミネラルが可食部以上に含まれているので、なるべくまるごといただくのがいいですね。
オーブンを使って丸焼きにしたり、ミキサーにかけてスープにすると美味しく食べることができます!
そのほかにはマリネやピクルス、炒め物など様々な料理に合います。カラフルなパプリカは、あるだけで食卓がとても華やかになりますよ♪
早速育て方を見ていきましょう。
パプリカの種まき時期は2~3月(植え付けは5月頃)、収穫時期は7~10月頃です。
種から育てる場合は、寒い時期の育苗となるため、ポットに種をまき温度管理に注意しながら育苗します。
本日はナビラー(家庭菜園SNS菜園ナビユーザー)のペンギンさんのお写真をお借りしています!
ペンギンさんは種から育てられました♪
本葉13〜14枚になったら定植の時期。株間は50cmで植え付け、茎が風で折れないよう小さめの支柱を立て、たっぷりと水をやります。
日当たり、風通しの良い場所で育てよう
パプリカは日当たりの良い場所を好むため、風通しの良い場所で育てましょう。
乾燥に敏感で、特にプランター栽培は乾燥しやすいので、水切れには注意!過湿にも弱いので、やりすぎにも気を付けます。
パプリカの花は、ピーマンと同じように雨が当たると落花しやすく、葉も水に濡れると細菌に侵されやすいとも言われているため、水は苗の根元に与えるようにします。
雨が降ると腐って実が落ちたり、痛みやすいので、雨よけ栽培にすると安心です。
植え付けて2週間後くらいから追肥を始めます。肥料切れを起こさせないように、2週間に1度くらいのペースで定期的に追肥します。
1番花のすぐ下から出る強い枝を1、2本残して、それより下のわき芽は摘み取ります。あまりにも葉が茂りすぎている場合は、枝を切って風通しを良くします。
摘果を行いましょう
小さい苗の状態で実をつけてしまうと、苗が体力を消費してしまい生長に遅れが出ます。
良質な実をつけさせるために、1番最初に出来た幼い実は摘み取るようにします。(摘果)
お花が咲き始めたようです♪
花が咲いた後、小さな果実ができ少しずつ大きくなります。
赤やオレンジ、黄色などの完熟になるまでには、平均して3週間ほどの期間を要します。
実がついてきていますね~!生長が楽しみです★
約3週間ほど経ち、完熟したら収穫!
完熟したら、パプリカのヘタの付け根をハサミでカットします。枝が弱くて折れやすいので注意!
とても色鮮やかなパプリカが収穫できました♪
もちろん色づく前のグリーンのパプリカも食べることができます!
収穫が遅れるとツヤがなくなりしわが寄ってしまうので、光沢とハリがあるうちに収穫しましょう。
いかがでしたか?
パプリカは種から育てる場合は少し難易度が高めですので、初心者の方は市販の苗から育てるのがおすすめです。
栽培に成功すれば長期間収穫できる野菜ですよ。興味を持たれた方は、ぜひ栽培にチャレンジしてみてくださいね♪
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■パプリカ、カラーピーマン(種から)「パプリカ、カラーピーマンさん」のページ:ペンギンさんの作物
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