こんにちは!

家庭菜園SNS菜園ナビ運営事務局のワイです。

秋冬に収穫する品目は根菜類も多いですよね♪

本日は山芋と長芋の違いについて、たらふくあっこさんの問いかけからご紹介です!

 

これは?

長芋がシャリシャリせず、ムチムチ食感になってしまったので、理由がしりたいです。

長芋

 

山芋と長芋の違い!大和芋と自然薯も同じ仲間。

ばばりんさん

収穫された長芋、粘り芋のように見えます。

私も全く、無知なのですが、スーパーでよく売られている全く寸胴な切ってパックしてある長芋とは、全く違います。

 

たらふくあっこさん

種屋で長芋の種を買ったのですが、長芋にも種類があって粘り芋という部類ってことであってますか?

私も全然分からず、シャリシャリの長芋だと思ってたのでビックリビックリでした!

今度はとろろにして食べてみようと思います♪

 

ばばりんさん

詳しくもないのにコメントしてごめんなさい。

私が今年買ったねばり芋に似ていると思ったものですから。

 

たらふくあっこさん

粘り芋っていうのがあるのが知りませんでした!

教えてくれてありがとうございます!

 

実は、山芋は種類がたくさん!「山芋」という品種はなく、山芋は「ヤマノイモ科」に属する地下に芋を持つ作物の総称で、長芋もこのヤマノイモ科に含まれます。

そして、同じヤマノイモ科でも「長芋」「大和芋(つくね芋)」「イチョウ芋」「自然薯」と見た目も異なる品種があります。

 

同じ仲間なのですが、一般的にいう山芋は日本原産で、げんこつ状の大和芋、扇形のイチョウ芋、細長い自然薯を差します。粘り気が強いので、擦ってとろろで食べることも多いですね。全体の約38%が北海道産です。種類にもよりますが、山芋は旬の時期は10月~3月の秋から春にかけての季節に旬を迎えます。ヤマノイモ科の中のひとつである「自然薯」の旬は11~1月で短いです。

山芋はすりおろしたものを加熱すると、とろみのある食感がふわふわ、モチモチに変わり、落とし揚げにすれば、やわらかな食感でメインのおかずになります。焼くとボリューム出るので、お好み焼きのつなぎや鉄板焼きにもよく使われますね。

 

ヤマノイモ科のヤマノイモ属ナガイモは中国が原産と言われていて、ひげ根が生えたバット状の形をしています。長芋の生産が最も多いのは北海道で全体の出荷量全体の約44%、次に青森県で約40%を占めています。山芋と違い、粘りが少なく、水分が多いです。箸ですくったときに落ちてしまいます。生だとシャリシャリとした食感を楽しめます。

火の入れ方によって主成分であるでんぷんに熱が加わるとサクサクからコリコリ、ホクホクと、食感が変わっていき、刻んで和え物や酢の物、サラダにすると、サクサクした食感が楽しめ、輪切りにしてソテーや揚げ物として調理すると、ホクホクとした食感になります。

 

同じ芋でもジャガイモやサツマイモなどは生のままだと、デンプンが消化に悪く、味もあまり美味しくないので、調理せずに食べることはあまりしません。それに比べて、山芋や長芋は、生で食べられる世界でも珍しい芋です。芋自身がデンプンを分解する消化酵素を持ってので、生で食べても胃にもたれません。山芋類にはたくさんの消化酵素が含まれていて、タンパク質の代謝を助ける働きがあり、栄養の吸収率が上がります。どちらもカリウムが多くむくみ防止効果が期待でき、食物繊維が豊富で整腸作用があります。

 

また、山芋を扱うと痒くなるというのは、シュウ酸カルシウムを含んでいるからです。シュウ酸カルシウムは酸に弱く、調理する前に手を酢水で濡らし、終盤までは皮の部分を持つようにすると、痒みが和らぐかもしれません。皮をむいたら変色する前に、酢水で10分程度アク抜きしましょう。保存する際も切り口を酢水につけると変色を防げます。皮をむいてそのまま冷凍保存も可能です。

 

たらふくあっこさんが収穫されたのは、粘り気の強い、前述のものに近い品種だったのかもしれませんね。

ただ粘り気は、栽培する土壌の状態によっても違うようです。

 

栽培する土壌の状態によっても粘り気が違う

ゴンちゃんさん

シャリシャリ、むちむち食感の意味がよくわからずコメント控えていました。シャキシャキは水分が多い感じなのかな?と思いました。

 

長芋であれば、栽培土壌によって違ってきます。一般的に、固い土壌であれば(多分この土壌ではないかと?)太くならずに粘りの強い芋になります。これがむちむち食感なのかな?

砂地など、伸びやすい土壌では太くて長い芋が出来ます。スーパーで売っている長芋はこれが多い。これがシャキシャキ感なのかな?とろろにしてみると良くわかります。

 

ばばりんさんのねばり芋は、ねばりが強くとろろでは出汁等で伸ばしてあげないと、トロロご飯はむりかな!まさに”むちむち”です。

 

たらふくあっこさん

そうです!まさにその通り水分があって

食感がシャリシャリ梨みたいなやつです!

 

始めて作って尚且つ袋栽培でした。土はコーナンで買った格安の堆肥を上下引き裂いて浅めにぶち込んだだけです^⁠_⁠^;

そして元肥と、追肥を一度だけしました!来年も作りたいなあと思っていたので、来年は真砂土とかの方がいいのですかね?

 

教えてくれてありがとうございます!!とろろは卵と混ぜてみようと思います!

 

山芋栽培の為しっかり穴掘りをすると、足腰が鍛えられます笑

ゴンちゃんさん

袋栽培だったのですね!

粘度は品種、土壌以外にも栽培方法などによって異なってきますので、難しいです。

袋栽培では、もっと深く進もうとしても出来ないので、ねばりの強い芋が出来たかも知れませんね!

 

私は地植えなので、これから頑張って約1.3mくらい掘ります。そこまで掘らなくても良かったら悲しいかな(笑)

 

たらふくあっこさん

地植えいいですね!!

掘るの一苦労だけど、美味しいのがとれそう♪私も来年は地植えに挑戦します!

今年は筒が用意出来なくて袋栽培になりました(⁠+⁠_⁠+⁠)

 

ゴンちゃんさん

クレパーパイプを使うなら掘るのは簡単です。でも、なかなかムズイ!パイプの中にしっかり土を入れるのがコツなようです。頑張ってくださいね~

私はこれです(^^ゞ

穴掘り

 

たらふくあっこさん

思ったよりガッツリですね\⁠(⁠°⁠o⁠°⁠)⁠/

これは腰がやられそうだ!!頑張ろう、、、出来るかな、、、笑

 

かただんごさん

若い頃は山中で自然薯掘りをしていましたが、それはそれは気力と体力の要るものでした。

マツタケにしてもそうだけど、あの価格を見てもさもありなんと思えます。

 

たらふくあっこさん

かなり深いですもんね。この前ミニ耕運機をちょっと高いところに動かしただけで腰をやったので、来年は気合を入れないとですね(^^⁠;⁠

 

ゴンちゃんさん

毎年、これで足腰を鍛えています(笑)

当地は関東ローム層なので、通常20cm位掘れば赤土になります。ここは40cmくらい耕しているので、その下が赤土です。

粘度質なのでスコップについて掘りづらいですが、根性で掘ってます。小さいのは沢山採れるはす(^^ゞ

 

たらふくあっこさん

いいですね、ムキムキになりますね!

粘土質でも作れるならいいですね!うちは元田んぼで水はけが悪いので希望が持てました(^^)

 

地植えで山芋栽培される方は、穴掘り作業も頑張りましょう!

同じ山芋の仲間でも、品種によって食感、味が多岐に渡ります。奥深い山芋の世界…シャキシャキでもムチムチでも美味しいことには変わりありませんので、ぜひ山芋栽培にチャレンジしてみてくださいね♪

 

本日のたらふくあっこさんの実際のやり取りは、こちらからご覧いただけます☆

■たらふくあっこさんの日記: これは? 

 

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