育てた野菜の種を採る自家採種。再び自分の畑でまくと、自然の循環をより体感できます。

今回は、夏野菜の収穫を終えたナビラー(家庭菜園SNS菜園ナビユーザー)さんに自家採種の基本やコツについて聞いてみました。まだ野菜を育てたことがない人も、深い「種」の世界を知って家庭菜園への興味が湧くかもしれませんよ。

それでは自家採種の手順を追って、ナビラーさんからのコメントを見てみましょう!

 

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種を採るための収穫

採種のための収穫は、食べるための収穫よりも少し遅めだそうです。

 

もんさん

イタリアナスはこのぐらいまで育ててからです。去年のロッサビアンコなんですが、つやがなくなって色が薄くなります。そうしたら収穫して、3週間ほど追熟させます。 追熟した後に実の下の方を切ると種が現れますので、コップに入れて水洗い。

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「もん」さんはその後、沈んだ種のみを残して乾かします。そしてお茶パックに入れた後、チャック付きビニール袋に入れて冷蔵庫で保存するそうです。

オクラも薄茶色になってから採種します。

 

ポコさん

オクラの種の取る時期ですがサヤが最初は緑色になっていますが種が熟すとサヤの根元から薄茶色になります。 そういう色になったら来年の種用として取ってください。種はサヤのまま乾燥させて缶の中に入れて押し入れに入れています。それから種まきの前に凡そ半日お湯につけています。

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ゆみねね♪さん

これ、花オクラのサヤ。普通のオクラも、薄茶色くなりますよ。 種採り分は、じっと我慢で待ってね。

 

とうもろこしも、皮が黄色くなってから収穫します。
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なおちゃん

こんな感じでめくって、赤いネットにズボッと入れて乾燥させていますよ。

種を採ったら乾燥

種を採ったら、次はしっかりと乾燥させます。

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うららさん

私は乾燥した後、使い古しの紙封筒に入れてその後チャックつきビニール袋に入れ、冷蔵庫に入れています。紙封筒だと、種の種類や採種年月日など書いておけるので便利です。ただ今冬瓜の種乾燥中です。

 

もんさん

大豆やインゲン豆はさやから出して乾燥させて来年用の種にします。ラッカセイは乾きやすいので、もし来年用の種に残すなら、さやごと保存してください。播く直前にさやから出します。私は最初それを知らないで、せっかく採種した種を干からびさせてしまったことがあります。

乾燥後、次回の播種まで保存

保存中も乾燥が大事。半乾きにならないように注意して保存します。

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六実のおじさん

乾燥は絶対必要ですね。手芸用のビーズケースを保管に使ってます。外から見え、重ねられ、ねじ式だから倒してもこぼれません。私の場合、未熟状態でも無頓着。発芽率悪くても数を蒔けばいいです。新品種にも心躍りますが、自分の種愛着がわきます。

 

ゆみねね♪さん

半乾きで保存だと「カビます」 。可能ならば、通気性の良い袋で保存。 半乾きで、ビニール袋に密閉=カビ。特に夏場は、カビ易いのでご注意!

 

Naoさん

冷蔵庫も保管場所は気を付けるべきですね。直接冷気が当たらないようにしておくことが肝要です。

自家採種のいろいろな楽しみ方

種は大きく2つに分類されます。F1種(一代交雑種)と、固定種(在来種)です。一般によく売られている種はF1種で、均一した収穫を楽しむことができます。しかし均一するのは1代目のみで、その子供のF2世代は均一しません。

固定種での自家採種をおすすめする「Nao」さんは、種の特徴を知ることが大事と言います。

 

Naoさん

まず、種取りの対象とならない野菜を知っておくことが必要ですね。 種の袋に、F1、一代交配と記載されているものは、種取りの対象から外しましょうね。一代交配は、種を取っても、同じものが出来ません。注意しましょう。

 

すると不思議に思った「かもめ」さん。ナビラーさんが「食べ蒔き(食べた野菜や果物の種を蒔いて育てる)」している日記をよく見るので、それが特別な種なのかなと思ったのです。

 

かもめさん

良くナビラーの方が食べ蒔きしますよね? あれって、どんな物でも大抵出来るのでしょうか?

スイカ、メロン、イチゴ、カボチャ、この辺は、ナビラーの方がしてるのを日記で拝見していますが、後はどういった物が出来るのか、教えて頂きたいのです。大抵の農作物はいわゆる「F1」と言う物だから、スーパーでの購入品は難しいのですかね?

 

これに答えたのが、「たけ」さんと「六実のおじさん」です。

 

たけさん

育っても同じような形質のものができないということなんです。 それは甘さなのか、硬さなのか、柔らかさなのか、はたまた病気に強いのか、虫に強いのか・・・などなど

なので育つのは育つ、でも味が違ったり、育ちにくかったり病気にかかりやすかったりする「かもしれない」って感じでしょうか。

 

六実のおじさん

結論。おやめなさい。理由はたけさん教示のとおり。正体不明の野菜を味で気に入ったからと言って、、、

挑戦、冒険ならば反対はしません。

 

一方で収穫の均一性よりも、種取り自体を楽しんでいるというコメントもありました。

 

テルさん

細々と庭で好きなものを食べ蒔きして育てています。

形、収穫期間、関係無いです。基本 収穫して家族で美味しく頂いています。

 

光彩さん

私もスイカやウリやカボチャは美味しかったら必ず種取りしています。だけど同じものができるわけではないですね。

でも、おいしくなくてもウリの漬物にしたり、カボチャはスープにしたり食べられないわけではないので、楽しんでいます。

 

また家庭菜園者の中には、F1種のF2世代のバラついた株から残したい種を選んで蒔いて、と繰り返してオリジナルの種をつくる、ということを長期的に楽しんでいる人もいるようです。

 

いかがでしたか?種の世界、深いですね。夏野菜を育てた方は、自家採種にも挑戦してみてはいかがでしょうか。

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