キュウリに似たカボチャ?「ズッキーニ」の育て方
こんにちは、家庭菜園SNS菜園ナビ事務局のRです!
キュウリに似た見た目のズッキーニという野菜を知っていますか?実はかぼちゃの一種なんだそう。
フランスやイタリアなど、海外では一般的な食材です。淡白な味わいで、ラタトゥイユ、炒め物、フライなどさまざまなお料理に使えます。
β-カロテン、ビタミンC、カリウムなどが含まれており免疫力アップや疲労回復、むくみ予防に役立ちます。
本日は、そんなズッキーニの育て方をご紹介していきます。
植えどきは3~4月頃、収穫時期は6~8月頃。
ツルは伸びませんが葉が大きく広がるので、ある程度広い面積を用意し、間隔をあけておきましょう。
水はたっぷりと与えましょう
ポットに種を2粒ほどまき、土をかけ水をたっぷり与えます。
発芽して子葉が出たころに生育のいいものを残して1本になるように間引きます。
暖かい環境で育て本葉が4~5枚になったら畝を作り、株間を80cmほどとって植え付けます。
2株以上育てることで雄花と雌花がそろい、受粉させやすくなります。
日光には当てますが、高温になりすぎないよう注意。徒長を防ぐため水やりは朝に行うのがベストです。
トンネル掛けすると保温や害虫予防にも役立ちます。
本日はロンキチさんのお写真をお借りしております。可愛らしい芽が出てきました♪
茎と葉が伸びてきたら支柱を立てます。
茎が強風で折れないように50cmほどの支柱を中央に1本立て、茎と支柱をひもでゆるく結びます。
肥料切れはNG。定期的に追肥を
2週間に1回程度、化成肥料を1株あたり1にぎり追肥します。
次々と実がなるので、肥料切れを起こさないよう定期的に与えます。
朝9時までの受粉で成功率アップ!?
ズッキーニは受粉しないと果実が肥大しないため、雌花が咲いたら花びらを取った雄花の先端を雌花の柱頭にこすり付け受粉を行います。
雌花は早朝の短い時間にしか咲かないため、晴れた日の午前9時までに行うことで、成功率がアップします。
受粉がうまく行われないと大きく育たず、食用にもなりません。
残しておくと腐ってしまうため、育ちのよくない実は早めに取り除きましょう。
雌花が確認出来ました♪
実の長さが20cmほどになったら収穫!ヘタの上をハサミで切り取ります。
収穫が遅れた実を放っておくと株を疲れさせる原因となるため、早めの収穫を心がけましょう。
緑色が鮮やかなズッキーニ!大きさもしっかりとあります♪
成長に伴い、大きめの葉が混み合って風通しが悪くなるため、実を収穫したらすぐ下の葉を切り取って風通しをよくします。
ズッキーニの育て方を紹介しました。
ちょうど今が植えどきの野菜で、栄養満点、疲れやすい季節の変わり目にもおすすめなので
興味を持たれた方はぜひ育ててみてくださいね~!
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■ズッキーニ「ズッキーニ(種から)」のページ:ロンキチさんの作物
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