こんにちは!

家庭菜園SNS菜園ナビ運営事務局のワイです。

先日ご紹介したあんこの作り方を見て、作ってみたい!小豆を育ててみたい!という方もいるのではないでしょうか?

小豆からあんこを美味しく作るポイント!渋みをとるには?どのくらいかかる?

自家製の小豆で作るあんこ…幸せのかたまりですね。

本日はそんな小豆の育て方をご紹介します。

 

日本で親しまれてきた、身体にもいい小豆

小豆はマメ科の1年草で、原産地は東アジアです。日本ではかなり古くから親しまれてきました。日本古来の風習では、その赤い色に邪気を払う魔除けのパワーがあると考えられ、もち米に小豆を入れて蒸す「お赤飯」がお祝い事で振舞われています。

 

小豆

本日のお写真はナビラー(家庭菜園SNS菜園ナビのユーザー)さんカントリー親父さんからお借りしました!

 

日本の小豆産地は北海道が大部分を占めていて、8~9割は北海道で作られています。

小豆は栄養素も豊富で、食物繊維、タンパク質、ポリフェノールなど体に良い成分が多く含まれています。

 

小豆を栽培しよう

栽培時期は地域や品種によって変わりますが、一般的には播種時期は6月~7月、収穫時期は9月~10月です。栽培地に合わせた品種を選びましょう。

寒さには弱く、発芽適温は20℃以上で温暖な気候で、水はけのよいやせ地を好みます。

小豆は連作障害を起こしやすいので、以前にマメ科の植物を育てた場所での栽培は避けてください。畑にまく場合は、種まきの2週間前から苦土石灰と化成肥料を散布して漉き込み、堆肥をよく混ぜ込んで土づくりをしておきます。

株間25~30cm程度、深さ3cm程度で一箇所2~3粒の種をまき、種の倍程度の土をかけ、手で軽く押さえ、たっぷり水をやります。発芽後は間引きを行いません。

本葉4~5枚の頃、2回ほど株元へ土を寄せます。倒れるのを防ぎ、根が増えて養分吸収もよくなります。たくさん植え付け、草丈が高くなるようでしたら、株を囲むように支柱を立てて、周りに紐を張るだけでも倒伏の予防につながります。

 

小豆の芽

 

畑ではよほど乾燥しない限り、水やりの必要はありません。乾き気味に栽培してください。植え付けの際に肥料を混ぜ込んでいたら、追肥はおこないません。小豆は水も肥料もあげすぎない、控えるのが栽培ポイントです。

 

小豆の莢

 

小豆の収穫は夏から晩秋、晴天の日が続く時期に、一斉収穫はせず莢が黄色、薄い茶色に変色し、硬く乾いたものから順次収穫します。目安は莢の重さが軽くなり、中でカラカラと豆が転がる音がしたときです。小豆は開花期間が長く、同じ株であっても莢の成熟度にばらつきが出ます。一株の7~8 割以上の莢が褐色になったら株ごと収穫しましょう。

収穫後、十分に乾燥させた後脱粒し、日陰干しで乾燥させましょう。

 

収穫した小豆で作った赤飯、自家製あんこでお汁粉、おはぎ…小豆で夢が広がりますね!

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