こんにちは、菜園ナビ事務局のRです♪

 

毎日寒いですね。冬に美味しい野菜といえば、私は白菜が思い浮かびます。

お鍋にはもちろん、サラダや漬物にしても美味しいですよね♪

 

冬野菜の代表、白菜!

白菜は大部分が水分でできています。ヘルシーなだけでなく、風邪予防や免疫力アップに効果的なビタミンCが豊富に含まれており、食物繊維やカリウムも豊富で、クセがなく色々な料理に入れやすいのがいいですね。

 

本日は、菜園ナビ内の「教えてください!」のコーナーよりユーザーのたまさんの投稿をご紹介します。

 

こちらのコーナーより日記を投稿すると、他のナビラーさん(菜園ナビのユーザーさんのことです♪)が実体験に基づいたアドバイスをコメントしてくれる、菜園ナビの人気の機能です!

 

「今年の白菜です。毎年なのですが、白菜の葉が厚く、鍋には良いのですが、漬物に向きません。

種苗店に相談して、早生の白菜だったら薄くできるのではとアドバイスいただき、種から育てたのですが、葉の厚い白菜ができました・・・

秋田で祖母が作った白菜は、葉が薄く、何枚にも重なっており、鍋にしても漬物にしても、とても美味なのです。

自分の周辺のスーパーで売られている白菜も厚いように見えます。厚くなってしまうのは気候のせいなのでしょうか?教えてください。」

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葉が薄い白菜に育てたいたまさん。葉の厚みには何が関係しているのでしょうか?

ナビラーさんからのコメントを見ていきましょう。

 

早生と晩生

もんさん

「多分品種のせいではないかと思います。

早生の場合は早く玉になるために一枚一枚が分厚く少ない葉でもボリュームが出るはずです。

晩生のほうがゆっくりめなので葉がそれだけ多く、薄くなると思います。ただ、晩生のほうが虫にやられやすい傾向にあるようなので、多めに作って少しずつ間引いて育てるなどの工夫が必要になると思います。」

 品種が関係しているようですね。白菜の早晩性は、播種から収穫までの日数によって決められます。

 

たまさん

「もんさん

なるほど、晩生の方がたしかにそうですね!来年は別の品種で挑戦してみます。アドバイスありがとうございましたm(__)m」

 

キクナさん

「タキイ種苗から漬物用品種のオモニシリーズがでていたはずです。」

 漬物用品種とは気になりますね・・!美味しい漬物が作れそうです♪

 

Naoさん

「どうなんですかね。白菜の根元にいくほど厚くなるのが普通だと思います。写真見ても普通の白菜ですね。ただ黄芯系の品種ですね。

祖母ということなので、もしかしたら、昔の品種なのかもしれないですね。今は黄芯系の品種が多いので、探すなら昔ながらの品種を探してみるのがいいと思います。」

 

葉数型品種と葉重型品種

チックさん

「葉数型品種と葉重型品種があるらしい。

葉が厚いのは葉重型品種ということになるのかな。

・ハクサイの葉数型と葉重型

葉数の多いことが、玉の肥大充実に役立つ場合、葉数型の品種という…芝罘(チーフ)系品種

葉数よりむしろ個々の葉の大きい性質による場合、葉重型品種という…包頭連系品種

・ハクサイの包合型と包被型

結球葉が互いに重なり合っているものを包被型といい、包頭連系の品種が多く、この型の結球は最外葉がまず結球の態勢に入って、中から結球が充実してきます。

結球葉が互いに重なり合わず、頭の部分でかち合う程度の結球のものを包合型といい、芝罘系の品種が多く、結球の外葉も内葉も一緒に発育しながら結球を充実させます。

中間型は二者を混在するもの、または結球の最外葉は包合で内葉は包被型を示します。」

 チックさんより、大変分かりやすい説明が!葉数型品種と葉重型品種という2種があるようです。

 

たまさん

「キクナさん 漬物用に向いた品種があるなんて!思いもつきませんでした。探してみます。ありがとうございました。

 

Naoさん たしかに、祖母の白菜はこんなに黄色くないですね。祖母にもよく聞いてみます。ありがとうございました。

 

チックさん 葉数型、葉重型!知らなかったです。来年、種を買うとき参考にしてみます。ありがとうございました。」

 白菜も品種によってさまざま!お鍋に向いていたり、漬物に向いていたり・・・見た目や味も違うので、ぜひ様々な品種の栽培にチャレンジしてみてくださいね。

 

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