こんにちは!

菜園ナビ運営事務局のワイです。

 

本日は、ハクサイ栽培にまつわるイモムシ対策について

ナビラー(家庭菜園SNS菜園ナビユーザー)さんのやり取りをご紹介させて頂きます。

第7回栽培コンテストのテーマ品種もハクサイ「ほまれの極み」で、

現在ハクサイを育てていらっしゃる方は多いのではないかなと思います。

 

ハクサイの中に潜むイモムシ…確認方法は?

もとじさんからの「教えてください!」

もとじさん

「サラダ白菜の巻き始めている中にイモムシがいることがあります。

これまでに5mm程度のイモムシを4匹、

今日は15mm程度のイモムシを1匹捕まえました。

イモムシのフンなのか、白菜のダメになってしまった組織なのかわかりませんが、

微量のドロッとした何かがついていることもあります。

毎日、ピンセットで中心の葉を広げたり寄せたりしてチェックしているのですが、この方法は白菜に良くないのではないかという気もします。
質問としましては、次の2点です。

●白菜の真ん中に潜んでいる害虫を確認するのに何かいい方法はありませんか
●白菜は日々大きくはなっているようですが、真ん中あたりが食害されています。
被害がどこまで及んでいるかは分かりません。
このまま栽培を続けて不都合があるとしたら、どういったことが考えられますか

以上、よろしくお願いします。」

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ハクサイを育てる上で、イモムシとの戦いは避けられない部分がありますよね…。

切実なもとじさんのお悩みに、まずはNaoさんがお答えします。

 

薬剤を使うか、防虫ネット…窒素過多には要注意!

バンザイ白菜として食べても◎

Naoさん

「そうですね。写真ではよくわかりませんが、

アオムシかヨトウムシなど白菜食害されますね。

生長点はしっかりと死守しないと成長しないですね。
最悪は農薬散布という手がありますね。

ヨトウは名前の通り、夜行性ですね。茶色い色してます。
緑色したのはおそらく蝶などの幼虫でしょう。
自分なんかは、農薬も必要に応じて使ってます。
よく読んで使い方を間違わなければ問題ないですよ。」

 

生長点が被害にあっては成長が止まってしまう…

Naoさんも場合によっては薬剤を使用されているそうです。

 

次に、かもめ♡さんから

かもめ♡さん

「成長点が喰われると、そこから成長出来ないので、巻いたり大きくなったり出来ないと思いますが、春に菜花を期待するなら全然大丈夫です(^ω^)

虫取りせずに巻いた中に虫が居る場合は、、、巻いた白菜の中で保温され、食害を冬の間もずっと続けて、いざ収穫!となった時に、中身が虫喰いだらけのスカスカの白菜になります。

防虫ネットなどは掛けてましたか?まぁ、掛けてても先に虫が潜んでいて、天敵の居ない巨大な虫カゴでイモムシ保育してるって場合もありますが(T_T)

そして、チッソが多い肥料とかはやってませんか?チッソが多いと葉っぱがスクスク成長してやわやわな、虫にとってとても美味しい葉っぱになります。

そこへ目掛けてモンシロチョウやヨトウガが卵を産み付け、幼虫が食害を始めます。

虫は、、、
今の様に毎日葉っぱをめくったりして取るか、薬を掛けるか、諦める。の3択だと思います。
薬は有機農法とかでも使える農薬がホームセンターなどでも売っています。害虫の特定と作物の特定をして探すと良いですよ(^ω^)
倍率、回数などは必ず守る様に。諦めるは、巻くのを期待しつつ、

巻かなくても「バンザイ白菜」と言う菜花を春にたくさん食べられる作物として育てるか、虫が食ってても自分で作った野菜には愛着があるので、

全然平気で食べるか、、、。そして、そろそろ蝶々も収まる時期なので、それに期待するか、、、。」

 

防虫ネットもある程度は効果あり。

そして、窒素過剰には注意しないといけません。菜花がたくさん食べられるのはもとじさんも初めて知ったとのこと。

春の菜花を期待するもいいですね♪

 

被害を広げないポイント

そして、もんさんから

もんさん

「ヨトウはまず外側の葉から食べてきます。卵はある程度固まって産んでますので、

一番外側の葉をチェックして、産み付けられてたら即取り除いてください。小さいうちは固まってますので、それまでに叩くのが一番楽です。大きくなると潜っていくし食欲も旺盛なので、見つけ次第取り除きます。

私はピンセットなどでつまみ出しますが、畑によっては地を這うタイプのクモが中に潜って食べてくれることがあります。うちの畑にはそういうクモがぞろぞろネットを這ってますので、それほどイモムシの害は出ていません。

あと、ヨトウの性質として、地面近くの外葉に産卵する習性があります。なのでネット近くまで葉がついていると、そこに集中して卵を産まれる可能性がありますので、一番下の葉が地面についていたら、思いきって欠いてしまった方がいいかもしれません。」

 

被害を広げないポイント、早めの対策方法を教えてくださいました。

また、益虫であるクモが食べてくれるそう!

 

 

皆さんからのアドバイスをまとめると

  • 白菜の真ん中に潜んでいる害虫を確認するのにいい方法。対策方法。

・今のやり方通り、日々チェックする。

・防虫ネットでイモムシの侵入を防ぐ。

・窒素が多い肥料を与えない。

・外側の葉の卵は、、見つけたら即取り除く。

・地面についた一番下の葉は思いきって欠くのも一つの手段。

・必要であれば、正しい使い方で薬剤を使用する。

  • 中心が食害されたまま、栽培を続けた場合…

・生長点が被害を受けていると成長せず、巻いたり大きくなったりはしない。

・中に虫がいるままなら、中身が虫食いだらけでスカスカのハクサイになってしまう。

・残念ながら巻かなければ、春に「バンザイ白菜」と呼ばれる菜花を食べることもできる。

 

アドバイスの中には、もとじさんも初めて知る情報があったようですが、

ご覧になっている方も大変参考になったのではないでしょうか?

 

イモムシを完全に排除する方法はなかなかなく、対策は難しいようですが、

これが効いた!こんな方法がある!という方がいらっしゃいましたら、

ぜひ菜園ナビで共有していただけたら嬉しいです。

 

もとじさんとナビラーさんやり取りは

菜園ナビにご登録されている方はご覧出来ます☆↓

ハクサイの記録「白菜の害虫被害について教えて下さい」:もとじさんの日記 

 

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私もアドバイスを参考に、イモムシを撃退!

綺麗に巻いたハクサイを育てて、美味しい鍋を食べたいと思います♪

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