こんにちは!

菜園ナビ運営事務局のワイです。夏はすぐそこという季節になってきました♪

暖かくなると元気になるのが人間だけじゃなく虫!今年はカメムシも大量発生の恐れがあるとのハナシ…畑では、毎年必ず話題に上がる「アブラムシ問題」を、本日は取り上げたいと思います!

5月中旬のことになりますが、ナビラー(家庭菜園SNS菜園ナビユーザー)くのさんが悩みを打ち明けてくれました!

 

アブラムシ出現!

アブラムシ対策始まる!(ヘルシエ)

ネットに触れる程、伸びてきたのでオープンに。

植え付け時に子葉の大半を失っていた子も、他よりも小さいながらも本葉が出てきて復活の兆し。本来、蒔き直しがセオリーなんだろうけど、そのまま使いました。^^;

で、毎年ながらアブラムシが凄いことで有名なオクラ…、どうにかならんかと思案に暮れる…

空豆に発生したアブラムシ。初期は「気門封殺の物理攻撃」「すり潰し」してたけど、次の日には個体数が復活。天道虫が来てくれてから放置したけど、多勢に無勢だった。

 

今現在、ハウス内のアブラムシも凶悪で、ナスとパプリカにも「気門封殺」では埒があかず、マラソンでリセットできたらと思ったが1週間後には復活してた。「今までの対策では生ぬるいのか…w」新たなる道を切り開く為、彼ら(青丸)に来て貰うことにしました。

空豆の収穫も大半が終わりましたので、そこに居られます天道虫のご子息達をせっせと移住させてます。既に15匹を超える捕獲者を、ナス・ピーマン類・オクラ畝へ解き放ちました。「奴らの守護する蟻も手を打たねばなるまい。」と、何気に呟いてみたw(謎^^;

ああ、そうそう。赤丸は芋虫系です。こちらも畑で見掛けるようになりましたね!今は捕殺で済むが、ゼンターリ頼りなんだよねぇ~。

 

小説のように、戦いの火蓋が今切って落とされました笑

日記の中で出てくる薬剤は下記のことですね。

マラソン・・・マラソン乳剤。ホームセンターでも手に入るメジャーな有機リン系の園芸用殺虫剤で、植物への薬害が少なく、広範囲の害虫に効果を発揮します。農適用作物は果樹から野菜、花きと幅広く、家庭菜園、圃場でもよく使われています。

ゼンターリ・・・天然成分を使用し、環境への影響も少なく、有機農産物のJAS規格で使用が認められている。自然界にいる天然微生物(B.t.菌)が作る有効成分が害虫に効果をあらわす微生物農薬、いわゆるBT剤。

 

土壌成分の偏りや肥料過多が原因にもなり得る

かただんごさん

>アブラムシが凄いことで有名なオクラ

同じ地域なので、生育時期も害虫の種類もそんなに変わらないと思いますが、アブラムシが凄い?というかオクラでそれほど害虫に困ったことがない。

土壌とか栽培環境が偏ってないですか、あるいは肥料過多とか。

 

オクラにアブラムシ・・・みなさんはどうですか?私のところもくのさんと同じように、アブラムシ、アリがよく群がります・・・

土壌成分が偏っていたり、肥料のやりすぎも害虫の発生要因になるようです。

 

くのさん

施肥はエクセル使って計算して出してますが、モグリな太陽熱消毒で残渣や雑草を米ぬかと併せてすき込んでいるから、その分が肥料として多い可能性を危惧してます。

肥料過多の可能性は取り外せないのですが、「そんなに多いとも思えない」と現実を直視出来ていないのかもしれませんw^^;;w

まあ実際に、アブラムシは毎年のように、特にオクラと空豆とハウスなパプリカに群がってきて、それが普通だと思っていましたが、そうでないのか…orz

情報をありがとうございます。

何とか減らす方法を見出したいと、悪戦苦闘してますw

 

気門を封じる「洗剤スプレー」

フォルサさん

うちのオクラにもアブラムシ居ませんが、今シーズンは芝刈して出た葉を埋めて1週間ほどで定植したから発生するのかも…?

糠は入れてません

アブラムシやその他害虫には洗剤スプレーしてます、マジックリンなど「泡」でスプレーできるタイプの空き容器を使って薄めた食器洗い洗剤で狙い撃ちします

それでも大発生したソラマメは作るのやめました

 

くのさん

オクラのアブラムシ被害って、そんなに少ないのですね!

毎年、先端に酷く発生してしまい、そのまま成長点が枯死して収穫が終わるというパターンです。薬剤使って一時的に減っても、直ぐに元に戻ってしまう。薬剤の使用回数制限を考えると、今の時期に使ってしまうと夏本番が乗り越えられないよなぁ~と、今の早い段階で抑えられればその後も減るだろうと思ったのですが…

「駆除しても、どっかから集まってくる?(バンカー植物のように…?)」

フォルサさん、洗剤スプレー試してみます。^^

 

くのさんのところはアブラムシの被害が大きいようで、洗い流せばいなくなるくらいならいいですが、生長点が枯死するのは辛いですね・・・

気門を封じるのは一つの手です!アブラムシの気門(空気を取りこむ穴)を塞ぎ、呼吸ができなくなり窒息させます。洗剤だけでなく、油や牛乳でされる方も過去いました!

 

収穫後は葉を落とす

かただんごさん

くのさん、今気づいたのですが、実を採ったときに葉を落す作業をされてますか?(されているなら余計なお世話ですが)

葉が長く着いていれば、それだけ虫が棲みつくことも多くなります。私は収穫したら、必ずその下の葉を落すようにしています。終盤には下のような草形になりますが、頂部に展開したばかりの新しい葉があるだけです。

 

くのさん

収穫後の摘葉は行ってますが、もう1枚摘んでも良いかも知れないので、今年は見直してみます。何分、成長点にアブラムシが集中して貧弱気味なので、葉面積を確保する為に下葉の摘み取りは遅れ気味にしていたかもしれません。

 

因みに、葉裏に群れを成して一番酷かったハウスのパプリカ1株に4匹を解き放った結果ですが、3~4日目なのに体感出来るぐらいに数が減ってました。w^^;wビックリ

ただ、大きいのが1匹しか見られなかったのが….、何故?^^;(共食いだったらと思うと心が痛むので、)他の株へ旅立たれたことにしとこw成虫になったら、魅力の無いだろう畑なんて見捨てられて、何処かへ旅立たれるのだろうなぁ~…

うん、天道虫にとって魅力あるのある住処作り、それをテーマにしよう♪天道虫様に喜ばれるお宿(植物体)をご存じの方、ご一報頂ければ幸いです。<(_ _)ノシって、それって餌(アブラムシ)が豊富ってことかな?w^^;;;w

 

頼もしい益虫、テントウムシ!テントウムシの増やし方をご存知の方がいらっしゃったら、ぜひ菜園ナビで教えてください!アブラムシに困っているみなさんに大変感謝されるかと思います♪

意外に困っていない方も多いのも驚きでした!違いはなんなんだろう?お住いの地域とか環境とかの影響もあるんでしょうが、虫が来ないほど植物を強くする方法も知りたいですね。

 

今までにも取り上げた「アブラムシ対策」

今回のコメントでは、アブラムシ被害にあっている方は多くなかったですが、過去にはナビラーさんがよく相談されていました。

菜園ナビまとめでも取り上げているので、ぜひ検索してみてくださいね♪

■“アブラムシ” の検索結果 – 菜園ナビまとめ

 

リンク先も載せておきます!

■害虫の代表?!アブラムシ対策について、ナビラーさんはどうしてる?

・食品成分100%のやさお酢

・如雨露に廃油約50cc程度入れ、水10リットルを加え、食器洗い洗剤を2~3滴入れて十分に撹拌

・酢と焼酎に糖を加えて発酵させたもの

・牛乳を薄めたもの

 

■アブラムシに負けない!ナビラーさんの知恵で作物を守ろう☆

・食用油と洗剤をぞれぞれほんの少しだけ溶かした水。霧吹きの水に食用油は数滴、洗剤はもっと少なく、攪拌したときに油が細かく分離する程度

・みかんの皮やレモングラスなどの柑橘系の香りは、アブラムシが苦手としていて忌避剤のような効果がある

・キラキラテープは、アブラムシが光を苦手としているため遠ざける効果がある

・テントウムシをつれてくる

・カラスノエンドウをバリアーに

 

■アブラムシを落としきれず食卓に…駆除・予防法を教えてください。 

・手で取ったり指ではじいて取り除く

・粘着テープ、歯ブラシで取り除く

・コーヒーを吹きかける

・ローズマリーを吹きかける

・不織布をトンネルにする

 

みなさん工夫して対策をされていました!

実際のやり取りはこちら!

オクラ(種から)の記録「アブラムシ対策始まる!(ヘルシエ)」:くのさんの日記 

後日、くのさんからテントウムシの効果は絶大だったと伺っております★

 

※今回紹介している対策方法はあくまで個人の取り組みであり、効果を保証するものではありません。参考にして試される場合は自己責任でお願いします。

[家庭菜園SNS菜園ナビ]https://saien-navi.jp

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