こんにちは、菜園ナビ事務局のRです!
8月に入り、福岡は本当に毎日暑いです・・
ニュースでも、全国で連日最高気温を更新しているような気がします。
水分や塩分補給をしっかりとして、畑作業など外に出られる際は身体に負担がかからないように気を付けましょうね。
本日は「教えてください!」のコーナーよりまご×3じいじさんのパプリカに関する投稿をご紹介します。
*「教えてください!」とは家庭菜園SNS菜園ナビの機能で、お悩みや相談を投稿し、アドバイスなどのコメントを募集できます。
パプリカはピーマンの仲間で、食物繊維や鉄分、カリウム、ビタミンB1などの栄養素が豊富な夏野菜です。
マリネやピクルスなどの副菜にしたり、わたや種の部分にも栄養が含まれているので、まるごと肉詰めにするのもおすすめ♪
「ヘタの部分が痛んでいるため早めに収穫。
腐って柔らかくなっている訳でもない・・・葉で擦れて痛んだのか?病気?
この原因はなんでしょう?お解りの方は原因と対策等をお教えください。」
まご×3じいじさんはレッドパプリカを育てられており、ヘタの近くが茶色に変色してしまっています・・
考えられる原因は何があるのでしょうか?ナビラー(菜園ナビのユーザー)さんのコメントを見ていきましょう。
虫や日焼けの影響は?
たけさん
「穴はあいてないんですよね?穴が空いてたら虫の可能性もありそうですが、強い日にあたって日焼けでもこんな感じになると思います。」
まご×3じいじさん
「たけさん 返信ありがとうございます。
穴は空いていないので虫食いではないようです。
他の作物と混植しており直射日光も当たりづらいので日焼けも考えづらいです。
他、何が原因でしょうか?葉が擦れてこんな痛み方しますかね?」
たらこさん
「まご×3じいじさん はじめまして。
外側からならば、カメムシかナメクジの食害では??
我が家の黄色パプリカはまだ緑ですが、段々と甘味が増してきたのか最近カメムシが集まるようになってきました。追い払ってもどこからか飛んでくるので、明日ネットをかけるつもりです。」
まご×3じいじさん
「たらこさん 返信ありがとうございます。
虫食いのような跡(穴)もありません。
包丁で切ってみると茶色に変色しているのは外側のみ、内側は緑色になっていました。何なんでしょうか?」
たけさん
「最近暑いですし、虫ではないということであれば、株の状態もよさそうですから生理障害でしょうか。」
まご×3じいじさん
「たけさん
虫・病気ではなさそうです。
過日の写真を見ていて気がついたのですが、傷んだ部分に葉の茎が当たっているような写真がありました。
擦れているような部分が若干茶色くなっている?とも見えます。こんなんでヘタ部分が茶色く痛むのですかね?」
虫や日焼けが関係していることがあるようですが、今回はどちらも考えにくいとのこと。
他に考えられる原因は・・?
たけさん
「高温なんかでまいってたら、果皮も柔らかくなってるでしょうしないではないかもしれませんね・・」
カルシウム不足が原因かも!
耕太さん
「日焼けでないとしたらカルシウム欠乏の可能性がありますね。尻腐れと言ったりしますが肩にも出ます。
土壌に石灰があっても水不足で出やすくなります。カルシウム資材の葉面散布で収まればカルシウム欠乏でしょうね。」
まご×3じいじさん
「耕太さん 返信ありがとうございます。
カルシウム欠乏も可能性のひとつなんですね。勉強になります。
該当のパプリカは、もう1つ実がついていますが今のところ実が痛むような事象はありません。様子を見ながらコメント頂いた”カルシウム資材の葉面散布”も実施してみます。」
カルシウム資材を散布し、様子を見られるようです。
尻腐れ病が起こる原因として
・カルシウム不足
・窒素過多
・水のやりすぎ
などが考えられます。
カルシウムは実の成長に欠かせない栄養分。石灰をまき、栄養を補いましょう。肥料も適量を与えたり、窒素分が少ない肥料を与えます。
また、水の与えすぎは根を弱め、実から水分を吸収してしまうためカルシウムの吸収が遅くなってしまいます。土が乾いたら水を与えるようにしましょう。
同じようにパプリカが痛んでしまった、という方は、虫がいないか?直射日光が当たっていないか?
カルシウムが不足していないか?水や窒素過多になっていないか?などに気を付けて観察してみてくださいね。
まご×3じいじさんの日記はこちらからご覧になれます。
■パプリカの記録「レッドパプリカの収穫」:まご×3じいじさんの日記
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