こんにちは、菜園ナビ事務局のRです。
5月に入り、夏のように暑い日もあれば、雨が降って気温が下がったりと気温差が激しいですね。
季節の変わり目は体調を崩しやすいので、たくさん栄養と睡眠をとって元気に過ごしましょう。
本日は「教えてください!」のコーナーより、ナビラー(家庭菜園SNS菜園ナビのユーザー)のとまこさんの投稿をご紹介します。
「教えてください!」とはお悩みや相談を投稿し、他のナビラーさんからアドバイスをいただく菜園ナビの人気の機能のことです。
「畑に苗をもらって植え付けたカモミールが育っています。
カモミールティーにしたいと思いますが、作り方を教えて下さい。また、他の利用法があれば教えて下さい。」
カモミールは日本でも人気のハーブの一種。白く小さなお花がとっても可愛いですよね。
ナビラーさんからコメントが集まっていますので、早速見ていきましょう。
たけさん
「こういうのはゆみねねさんが詳しそうだけど・・
調べてみると花だけを収穫、虫が気になる場合はここで水洗い。
ザルにキッチンペーパーなど敷いて乾燥。
>たまに裏返したりして満遍なく日を当てた方がよく乾くし長持ちすると思います。
乾燥したら乾燥材などを入れて密封容器に。後は沸かしたお湯に適量いれるって感じでしょうか。」
かただんごさん
「ちょっと前に菜園ナビさんがリビングマルチとしてオオムギを勧める記事がありましたが、そんなことしなくても私の畑の畝間の通路はカモミールでびっしりです。
香りよく花も可愛いのですが、ジャーマンカモミールは高くなるので、もうすぐ始まるソラマメやイチゴの収穫にははっきり言って邪魔。ということで雨の後にせっせと抜き取ってます。
さてカモミールティーですが、乾燥したものを多量に使えばそれなりのお茶にはなります。ただ私的には単体では風味が弱いように思います。
普通の紅茶と一緒に淹れるとか、レモネードに浮かべるとか、一ひねりした方が美味しいかな。フレッシュなら、ミントやレモングラスと合わせるのもいいでしょうね。
ゆみねね♪さんのコメントも楽しみだ。」
他のハーブや紅茶と組み合わせても美味しくいただけそうです♪
お茶に向いているのは「ジャーマンカモミール」
ゆみねね♪さん
「たけさんに、呼ばれました〜w
カモミールには、種類がたくさんあってよく栽培されてて、ハーブとして使われるのは2種類、ジャーマンカモミール、ローマンカモミール、です。とまこさんのカモミールは、どっちかな〜?
カモミールティーに向いているのは、ジャーマンカモミールです。
もし、ローマンカモミールでしたら、残念ながらハーブティーには不向き(苦いので)です。
ジャーマンカモミールの見分け方は、花にのみ香りがあって葉や茎には、ほとんど香りがありません。ローマンカモミールは、葉も茎も花も香りがあります。
花の大きさも、ローマンの方が大きめです。ジャーマンは小さめの花で、咲くと花の中心が丸く盛り上がって、花弁が下向きになってきます。(バトミントンのシャトルの様な形になりますよ)
ローマンも咲き続けると花弁は下向きになるけど、ジャーマンの方が早くに下向きになりますね。
そして、ハーブティーですが、ジャーマンカモミールを使うということは、香りのある花だけを使うって事です。
たけさんの言う通り、花だけ積んで良く乾燥させます。
カモミールティーの茶葉(葉っぱじゃないけどね〜w)はこんな感じですから、ここまでよく干すって事ですね。
あ、でも生花をよく洗って、お茶に浮かべるのも素敵ですよね〜!
あ!閃いちゃった!これ、タネも含まれてるのかな〜?芽が出るのかな〜?…試してみた〜い!っというわけで、茶葉を蒔いてみました!(^-^;)
試してみないと気がすまないので〜〜〜もし発芽したら、お知らせします!
ちなみに、うちのジャーマンカモミールはまだ咲いていません。」
お料理上手なゆみねね♪さん。お茶に向いているのはジャーマンカモミールとのこと!
・ジャーマンカモミール:花にのみ香りがある。甘い香りがするのでお茶に向いている。
・ローマンカモミール:葉、茎、花に香りがある。苦みがありお茶には不向き。
花だけを摘むのがポイント!
ゆらさん
「写真を見ると、ジャーマンカモミールかな?花だけ積んで、乾燥させて、袋に入れて冷蔵庫で保存すれば、一年中、カモミールティーが楽しめます(*^^*)
ちなみに、花なので水で洗えません(T_T)虫がいない、きれいな花だけ積むことをおすすめします。
青りんごのような香りがしますが、味は無いというか、甘い香りがするのに、甘くないです(*´ω`*)
茎が入ると生臭いような味になるので、花だけ積むのがポイントですかね。
手で簡単に摘めます。花だけなら、平らなザルなどに広げて乾燥。
花だけ積むのが間に合わないときは、茎ごと収穫して、ゴムなどで適当にまとめて、風通しのいい場所に吊るしておくと、乾燥させることができます。
時間がある時に、ハサミで花だけ切り取って、袋に入れて冷蔵庫で保存。
茎は適当な長さに切って、お茶パックに入れて、お風呂に入れると二度楽しめると思います。
花が咲いたら、早めに収穫する方が良いと思います。収穫は午前中が良いと本か何かで読んだ気がします。
アブラムシが付きやすいです。うちの畑では、弱ってくるとウドンコ病になります。」
青りんごのような香りのお茶、とっても優雅な気持ちになれそうですね♪育てる際は虫にも注意。
とまこさん
「いろいろなアドバイスありがとうございました。今日畑に行き、カモミールの花を摘みとり、現在干しています。
アドバイスの通りにカモミールティーを是非作って味わいたいと思っています。
こんなにたくさんのコメント、アドバイスをもらえるとは思っていなかったので、とてもうれしいです、ありがとうございました。」
ゆみねね♪さん
「とまこさん、私はキンセンカ(カレンデュラ)のハーブティーも楽しんでいますよ。
自分で栽培すると、いろいろ楽しめますね!」
カモミールティーを作る際のポイントは以下の2点!
・ジャーマンカモミールを使う
・花の部分だけを摘んでよく乾燥させる
ジャーマンカモミールの種まき時期は春(3~4月頃)と秋(9~11月頃)で、3~6月頃に開花します。
目で見るだけでなく香りも楽しめるカモミール、ぜひ育ててみてはいかがでしょうか?
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■とまこさんの日記: カモミールティーの作り方教えて下さい。
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