「小粒でもピリリと辛い」山椒で作る料理「からかわ」

ピリッと辛い山椒の実は薬味として有名ですが、じつは山椒の木の皮も食べられることはご存知でしょうか?
皮は実の数倍の辛さがあるらしく、しびれるような辛さが特徴です。

今回はそんな山椒の皮を調理して、ご飯が進むピリ辛珍味を作られたナビラー(家庭菜園SNS菜園ナビユーザー)さんをご紹介します!

コーちゃんさん
雨が続くので親父と「からかわ」を作りました。「からかわ」とは、山椒の樹皮の佃煮のことです。
春先のこの時期だから食べられるもので、夏には木の苦みが出てしまうそうです。

 

「からかわ」作り方☆

まず山椒の木を15cmほどに切って茹で上げます。
次に樹皮をはがしてキレイに処理し、表面の皮をむいて、3〜4日水に浸します。
樹皮のとげは表面の皮ごと剥がします。

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その後、細かく切って、昆布の佃煮を用意します。

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次に、その2つを混ぜ合わせ、水を加えて火にかけます。

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水分が無くなるまで煮詰めたら「からかわ」の完成です!

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コーちゃんさん
これが、熱々ごはんにばっちり。
じわじわ〜っと山椒の味と辛みが舌をしびれさせてご飯がススミますよ〜。
手間がかかりますが、この旨味がこたえられません。お酒にも合いますよ〜(笑)

からかわ(辛皮)とは、兵庫県神崎郡神河町に古くから伝わる郷土料理で、昔から、保存食やおつまみ、お茶漬けなどで珍味として楽しまれてきました。
「耳かき一杯分のからかわで酒が一升飲める」と言われるほどだそうです!

 

ぜひご飯と一緒にお召し上がりを♪

しかし辛味が強いため、これだけを食べるのはあまりオススメしないとか……

 

コーちゃんさん
本当にご飯がすすみますよ。
今日はおかわり2杯で我慢しましたが、もう1杯いけますねぇ。
舌がピリピリしびれますがこれが癖になってやめられません。
この時期だから食べられる味ですよ。

 

近頃は山椒の木もあまり見かけなくなってきたかもしれませんが、もし手に入れられる機会があれば、作り方も簡単ですし、ぜひ珍味づくりに挑戦してみてはいかがでしょうか?

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