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家庭菜園SNS菜園ナビ運営事務局のワイです♪
自分で育てて真っ赤に色づいたミニトマト、収穫する時は本当に嬉しいですよね!家庭菜園の定番として人気の高いミニトマトですが、一度育てたことのある方は、どうすればもっとたくさん実を付けることができるのだろうと思うのではないでしょうか?
実は、ちょっとした管理のコツで、収穫量は大きく変わってきます。今回は、誰でも実践できるミニトマトの収穫量アップのポイントをご紹介します!
収穫量アップの3つの基本
1. 整枝(わき芽かき)のコツ
わき芽は小さいうちに摘むことが重要です。
2-3cm程度の若い芽を、傷口を最小限に抑えられるように親指と人差し指でパチンと摘み取りましょう。
作業は朝の涼しい時間帯に行うのがベストで、植物にとってもストレスが少なくなります。
2. 支柱とつるの誘引
支柱は苗を植え付ける時に立てましょう。後から設置すると根を傷める可能性があります。
つるが伸びてきたら、こまめに誘引していきます。誘引ひもは、8の字掛けだと茎が太くなっても締め付けすぎることがありません。
3. 追肥のタイミング
追肥は1段目の花が咲き始めたら開始します。基本的には2週間に1度を目安に、奇数段の花が開いたころを意識してください。
肥料切れは収穫量に大きく影響するので、定期的な追肥を心がけることが大切です。
細かな管理のポイント
水やりは朝一番がベストタイミングです。土の表面が乾いたら株元に水を与えましょう。
葉に水がかかると病気の原因になるので、できるだけ葉には水をかけないようにします。夏場は気温が高く土が乾きやすいので、たっぷり水をあげましょう。
背丈が支柱の高さまで伸びてきたら、摘心(先端を摘むこと)を行います。また、下葉は黄色くなる前に整理するのがポイントです。
適度な葉かきにより、風通しが良くなり、日光も届きやすくなります。これにより病気の予防にもなり、実の成長も促進されます。
ミニトマトは摘果することにより、実の肥大や味に大きく影響することはありませんが、何度も栽培している方は栽培後半の疲れを出にくくするため摘果することもあります。収穫は完熟する少し前がおすすめです。
よくある失敗と対策
ミニトマト栽培でよく見られる問題として、実割れ、花落ち、病気の発生があります。
実割れは水やりを均一にし、過度に水分を与えないことが予防になります。
花落ちは日中の高温が原因のことが多いので、遮光ネットを活用してみてください。窒素分が多過ぎてツルボケを起こすこともあるので、一段目の花が着果するまでは元肥のみで育てるのが基本です。
病気の発生は、風通しを改善することで予防できます。早期発見・早期対策が重要です。
収穫期を長く楽しむコツ
収穫期を長く楽しむためには、収穫適期を見極めることが大切です。
完熟する少し前、いわゆるピンク色の段階で収穫すると、傷みにくく、追熟させながら楽しめます。また、こまめな観察を心がけ、病気の早期発見に努めましょう。毎日の観察が、豊かな収穫につながります。
ミニトマトの収穫量アップには、日々のちょっとした管理が重要です。特に、わき芽かき、誘引、追肥の3点は収穫量に大きく影響します。
毎日の観察を楽しみながら管理作業を行っていけば、きっと収穫量アップを実感できるはずです。
甘くて美味しいミニトマトを、たくさん収穫できるよう頑張りましょう!
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