こんにちは!

家庭菜園SNS菜園ナビ運営事務局のワイです。

栽培が盛り上がるこの季節、最近畑にマルチを張ったという方も多いのではないでしょうか☆

本日は、環境にも配慮したい方にピッタリの、マルチの役割を果たす品種をご紹介いたします!今期、家庭菜園SNS菜園ナビで新たにスタートしたモニター企画「モニチャレ」第一弾のテーマ品種にもなっている大麦(緑肥用)「おたすけムギ」です。

 

マルチの効果、種類

栽培に適した状態にするために、土壌の表面が露出しないよう畑の畝を覆うことを「マルチング」と言います。その資材を「マルチ」と呼びます。

マルチの役割は地温の確保や抑制、土壌水分の確保、泥はねによる病気の防止など様々です。中でも草むしりの手間を省く雑草防止のメリットは大きいですね。

 

次に、マルチの種類ですが、マルチというと黒のポリフィルムを思い浮かぶ方が多いですよね。黒マルチが一般的ではありますが、マルチにもいくつか種類があります。

黒マルチ、白マルチ、透明、銀色…色に応じて太陽の光の通し方が変わります。

黒マルチは光を通さず、雑草の抑制に効果があります。白マルチは光を反射し、地温上昇を抑えます。

また、生分解性マルチは、微生物で分解される素材で作られており、使用後はそのまま土に漉き込むことが出来ます。

 

リビングマルチ

菜園の通路などをポリマルチやシートの代わりに植物を使って地表を覆うことで、雑草抑制や土壌流失を防止する方法です。

生きている(living)植物によって、畑の表面をマルチングします。

一人でマルチやシートを張ったりはがすのは大変ですよね。リビングマルチなら一人でも大丈夫です。イ

ネ科のムギ類やマメ科のヘアリーベッチなどの緑肥用植物が代表的です。マルチの廃棄も必要なく環境にもやさしいマルチで、マルチの役目を終えた後は、畑に漉き込み、緑肥として土壌を豊かにしてくれます。

 

オススメは大麦(緑肥用)「おたすけムギ」

おすすめは早枯れタイプでリビングマルチにぴったりの緑肥用大麦「おたすけムギ」です。

暑さに弱く本来秋にまく大麦をあえて春にまきます。春にまくと発芽、初期生育が早く、素早く地表を覆います。

おたすけムギ

そして夏を迎えると、暑さで地表を覆ったまま枯れてしまいますから隣接して栽培する作物の生育を邪魔せずに雑草を抑制してくれます。さらに枯れた夏以降も敷きわらの役目を果たしてくれます。敷きわらの入手が難しい家庭菜園ではありがたいですよね。

おたすけムギ

そして秋作が終わればそのまま緑肥として漉き込めば、土壌改良にも役立つ上、ごみも出ません。環境にやさしく便利ですよね。

 

主な効果としては、①雑草抑制 ②乾燥防止 ③地温抑制 ④雨風での土壌流出防止 ⑤排水性の改善 ⑥害虫密度の抑制などが挙げられます。.


<大麦(緑肥用)「おたすけムギ」>

・春まき専用品種です。

・播種期・・・中間・暖地:4~6月中旬、冷涼地:5~6月

・播種量・・・1袋/6㎡が目安 畝間通路4~6㎏/10a当たり。

・畝間へのまき方・・・レーキなどで通路表面に溝をつけ、タネをまいた後、土で覆って踏みしめるなどしてください。まいたままでは鳥につつかれたり、雨で流され偏ったりします。


 

いかがでしたか?リビングマルチとして、マルチの廃棄も必要なく環境にもやさしい、一度で何度も役に立つ大麦(緑肥用)「おたすけムギ」。

ぜひみなさんの畑で活用してみてくださいね!

 

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 大麦(緑肥用)・おたすけムギ

 

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▶ 「おたすけムギ」でリビングマルチのすすめ 大麦(緑肥用)「おたすけムギ」

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