こんにちは!
菜園ナビ運営事務局のAです。
草刈りシーズンも真っ只中ですね。
連日草刈り作業に励んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
暑い日が続きますが、熱中症には十分お気をつけください!
ところで、ORECでは草刈機の他にも様々な種類の製品があることをご存じですか?
例えば、芝刈り機や水田除草機、管理機、除雪機などがあります。
ORECが開発中の新製品、自走式の栗収穫機
そして現在ORECが開発中の製品は、自走式の栗収穫機です。
その名も「バーディーマロンピッカー」。
エンジンがついて自走する栗収穫機です。
ブラシで栗を拾い上げ、機械前方についたカゴに入れていく仕組みとなっています!
栗栽培において重労働とされる収穫作業の時間短縮・労力削減を目標に、栗の生産国内第1位である茨城県農業総合センター園芸研究所と共同開発を実施しています!
昨年度に行った実証実験では、「いがぐり」はほぼ100%の収穫率、実のみでも70-80%の収穫率となりました。
従来のトングを使った手収穫と比較すると、当収穫機を使うことで作業時間が1/3に短縮したという結果も出ています!
開発背景は?
近年では栗ペーストなど加工品としての需要も高まっている一方で、生産の現場において課題となっているのは担い手不足と高齢化です。
特に、収穫作業は栽培における総労働時間の約44%を占めるほど負担が大きく、生産規模の拡大を阻む要因となっています。
そこで、収穫作業をなんとかラクにできないかと、茨城県農業総合センター園芸研究所と協力して栗収穫機の開発を始めました。
栗生産者からの反響は?
今年4月、茨城県笠間市にて実演会を開催しました。
参加した栗生産者さんからは、
「栗を拾うのが結構大変なので、量をまとめて収穫するには早くて良い」
「栗収穫機を導入すると10人で回していたところを6人で済むため、人手がかなり削減できる!」
など、嬉しいお声をいただきました♪
この「バーディーマロンピッカー」が栗収穫の課題解決の糸口となれるよう、ORECは今後も共同開発を進めていきます☆
栗収穫機についてNHKさんで紹介いただきましたので、興味がある方はこちらをご覧ください!
■担い手不足の救世主となるか くり収穫機を茨城県と企業が開発|NHK 茨城県のニュース
栗収穫機の特長や詳細についてはこちら★
■国内初の自走式栗収穫機「バーディーマロンピッカー」4月下旬、茨城県にて実演会開催 | プレスリリース | 株式会社オーレック
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