「野菜に虫がついているのは無農薬だから安心」という言葉を聞いたことはありませんか?
確かに、薬剤を使っていないから虫がいるのかもしれません。
でも、無農薬の野菜だから虫がついているってことはありません!
無農薬でも、虫がつかない株もあります。
虫がつく株、つかない株
家庭菜園SNS菜園ナビ公式コラムからご紹介です。
虫が付く株、つかない株
この作物には虫がくるのに、隣にいる同じ作物には虫があまりきていない・・・
そんな経験ありませんか?虫や病気になるのは無農薬だから安心、という人もいますが違います。
状態が悪くなり弱っているので虫がついたり、発病したりします。
※もちろん健康な株も体の大きな虫や強力な菌に感染し発病することはあります。虫がついても植物は動けないからされるがまま・・・
ではないです、植物の細胞の表面を覆う細胞壁はまさに壁、虫もこの壁をエネルギーとして消化できるものは少なく、彼らの狙いは細胞壁の中の細胞です。
>ヒトも細胞壁は消化できないので野菜は腸の掃除にいいといいますよね。健康な野菜はこの細胞壁が厚くしっかりしています。
人は体が大きいので野菜を噛んで食べることができますが、体の小さい虫からすればこの細胞壁の厚さは大問題です。
なので細胞壁が薄く、食べやすいところ(生長点付近や弱っている株)につきます。
逆に老化した葉も同じです、若い葉と違い表面がガサっとしている葉は防御力が落ちています。
新しい若い葉は見た目に艶があると思いますが、あのワックスのようなものがまた病気や虫から植物を守ってくれます。
老化した下葉はとった方がいいと言われる方がいらっしゃいますが、こういった下葉は病気や虫の害を受けやすく、老化した葉がこうやって病害虫に侵されると株自体が弱り、全体に広まっていくため畑にいって野菜をみるときは下葉の状態もマメにみてあげましょう。
公式コラム イベントレポート☆「楽しく学ぼう第3弾!虫と病気をマスターする!」 でも
虫がつくのは、野菜がしっかりとした細胞壁を作れず、軟弱に育ってしまったからだと教わっています。
原因は肥料のやり過ぎであったり、光合成がうまくできていない、水が足りないなど様々。
そして、害虫に攻撃された植物は、美味しく育つためのパワー(栄養)を害虫から被害を受けた部分の修復に使ったり、
害虫から身を護るための物質を作り出したりと、ますます、生育も悪く、美味しくない野菜が出来上がってしまいます。
では、健康な野菜はどうやってつくられるの?
健康な野菜だと虫が寄り付かない。
健康な野菜に育てるためには?
やはり一番は、よい土で育てることです。
水の通りがよく、空気を含んでいて、有機物を多く含み、ふかふかの土にすること。
水と肥料分をたっぷり含み、 土壌 の微細粒子が結集して塊になった状態を、
栽培に適した「団粒構造」になります。
有用微生物も住みやすく、土壌中には多様な微生物が存在し、
健康な野菜が育つ環境ができます。
詳しくは、イラスト入りで分かりやすい「土づくりについて学ぼう!」を読んでね♪
美味しくて健康な野菜を作るなら、土づくりは畑だけでなくプランターでも大事です!
健康な野菜を育てるのに、「エージング&ベースワン」はきっと力強い味方になってくれるはず!
こちら特設ページのプロ農家さんの言葉もぜひご覧になっていただきたいです☆
■菜園ナビ×クロレラ工業 エージング&ベースワン特設ページ (saien-navi.jp)
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