セロリは、香りに癒しの効果があると言われ、栄養も豊富
こんにちは、菜園ナビ事務局のRです!皆さん、セロリはお好きですか?
セロリには少し独特の香りがありますが、この香りは「アピイン」や「セネリン」という成分によるもの。
精神を落ち着かせる沈静効果や、頭痛などを和らげる効能があると言われています。
他にもカリウムや食物繊維、βカロテンが豊富でむくみ防止、整腸作用、抗酸化作用などが期待できます。
肉や魚の臭み消しや香りづけにも適しています。
ピクルスなど生のままでもいいですし、水に溶けだしやすい水溶性のカリウムやビタミンCを効果的にとりたい場合は、スープなどの汁物がおすすめです。
炒め物にする場合はセロリの香りや食感を生かすため、短時間でサッと炒めるようにしましょう。
葉にも栄養が豊富に含まれています
茎だけでなく、葉にもたくさんの栄養素が含まれています。
葉の部分は生のままサラダにしても◎。
ただ、セロリはほとんどが水分なので、食べすぎると身体を冷やしてしまうことも・・。適量を心掛けましょう。
セロリの育て方
それでは、セロリの育て方を紹介します。
植えどきは7~8月頃、収穫時期は10~11月頃です。
種からでも育てられますが、育苗には約2か月以上かかるため、苗から育てるのがお手軽です。
本日はナビラー(菜園ナビのユーザー)の清一郎さんのお写真をお借りしています。
清一郎さんは種から育てられました♪
こまめに水やりをしましょう
幅60cm、高さ10cm程度の畝に、株間を20cmほどあけて苗を植え付け、たっぷりと水を与えます。
植え付けの際、根を傷つけないよう注意!
風から守るためビニールで苗を囲うのもおすすめです。
湿気を好むため、表面の土が乾かないようこまめに水やりをします。
水分の蒸発を防ぐために、藁などで土の表面を覆うマルチングをするのもOK。
肥料切れに注意!
植え付けから2~3週間に1回追肥を行います。肥料や水分が不足すると葉が硬くなってしまうので肥料切れには気を付けましょう。
草丈が15cm程度になった時点で株元を新聞紙や遮光フィルム等で包み日光を遮ると、茎が白くやわらかい歯切れのいいセロリが収穫できます。
順調に育っていますね♪
花が咲く前に収穫します
植え付けからおよそ3~4ヶ月経ち、茎の部分が20cm以上になったら収穫の目安です!
包丁で株元から切り取ります。一度に収穫すると食べきれないという方は、外側の葉から少しずつ収穫すると長く楽しむことができます。
花が咲いてしまうと茎も葉も硬くなってしまい、食べられないため収穫時期が遅れないようにしましょう。
立派なセロリが収穫できました♪
本日はセロリの育て方をご紹介しました。
セロリは今が植えどきで、これから植えても秋には収穫できます。
薬味としてだけでなく、メイン食材にもなる栄養豊富なセロリ、ぜひ育ててみてくださいね!
清一郎さんの日記はこちらからご覧になれます!
■セロリ「セロリ」のページ:清一郎さんの作物 by 菜園ナビ
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