こんにちは!
家庭菜園SNS菜園ナビ運営事務局のワイです♪
残暑が厳しい9月、ただ、今月は家庭菜園の大切な転換期です。この時期を逃すと秋冬野菜の収穫に影響がある可能性も。
今日は、この時期にやるべき3つの重要なポイントをご紹介します!
ダイコンの種まきは今がラストチャンス!
皆さん、大根の種まきはもうされましたか?9月15日が種まきの締め切りです!
これを逃すと、寒さで育ちが遅くなってしまうんです。
ダイコンは種まきから収穫までにある程度の期間が必要で、寒くなる前にある程度の大きさまで育っていないとおいしい大根が収穫できないんです。
▶遅まきのリスク
・生育期間が足りなくなる
・寒さで途中で生育が止まってしまう
・根が細くなりやすい
・霜の害を受けやすい
もし、どうしても遅れてしまう場合は…!
・トンネル栽培を検討する
・早生品種を選ぶ
・保温対策をしっかりする
・収穫が遅くなることを覚悟する
▶失敗しないコツ
・発芽適温は20~25度を保つ
・種まき後の水やりを欠かさない
・種を2粒ずつまいて、芽が出たら弱い方を間引く(大事なポイント!)
夏野菜の見切りどき
夏野菜、まだ草勢の良いものもあるかもしれません。
「まだ収穫できるかも…」「もったいない…」という気持ち、とてもよく分かります。
でも、ここで決断することが、実は秋冬野菜を成功させる重要なポイントなんです!
なぜ見切りが必要?
・栄養を使い果たした株を残すと、病害虫の温床になってしまうかもしれません
・限られた栽培スペースを秋冬の野菜の為に有効活用するため
・秋冬の栽培の準備に時間が必要
・土作りの適期を逃さないため
▶各野菜の見切りのサイン
・トマト:下葉が枯れ始めたら撤去時期
→この時期まで待つと、病気が発生しやすくなります
・キュウリ:新しい実が小さいまま黄色くなり始めたらお疲れさま
→株の栄養が枯渇している証拠です
・ナス:実が細くなってきたら思い切って剪定して秋ナスへ
→剪定すれば秋なすを楽しめる可能性も!
土作りは9月中に完了を
これが実は一番大切かもしれません。
土づくりの作業を怠ると、秋冬野菜の出来が悪くなってしまいます。
夏野菜を撤去したら、秋冬の栽培のために下記を行いましょう!
▶堆肥と石灰を混ぜ込む
【堆肥を入れる理由】
・夏野菜で消耗した土の栄養を補給
・土の微生物を活性化
・土の保水力・保肥力をアップ
・根の張りやすい土壌環境を作る
▶1週間は土を休ませる
【休ませる理由】
・堆肥の発酵熱が収まるのを待つ
・土の中の微生物が活動を始める時間
・堆肥と土が なじむ時間が必要
・連作障害を防ぐ
良い野菜は良い土から。この時期の土作りは、秋冬野菜の出来を左右する大切な投資だと思って、しっかり取り組みましょう!
みなさん、このタイミングを逃さず、しっかり管理して、豊かな秋冬野菜の収穫を目指しましょう!
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