こんにちは!
家庭菜園SNS菜園ナビ運営事務局のワイです♪
スーパーで野菜を買う時に、「この野菜、どこで誰が作ったんだろう?」と考えたことはありませんか?
家庭菜園を始めると、食べ物への見方が少しずつ変わってくるかと思います。
栽培で体験する苦労や喜び、野菜を通じて自分が育てた時の思いや記憶を想起させることも多く、家庭菜園は単に「自分で作った野菜だから美味しい」ということを超えて、自然や農業を見つめ直すきっかけになるかもしれません。
今日は、家庭菜園で広がる「未来への可能性」について考えてみたいと思います。
食の自給自足への憧れを形にする
自分で食べるものを自分で作る。 そのアクションについてたくさんの人が考えたことがあるのではないでしょうか。
ただ、始めるときにぶつかる課題「スペースがない」「時間がない」「そんなにお金をかけられない」「何から始めていいかわからない」いろいろ考えると、やっぱり辞めようという結論になってしまうかもしれません。
ただ、それは方法を知らないだけ、とも言えます。
貸農園を借りないと栽培はできないのでしょうか?
時間がないと始められないのでしょうか?
最低限の初期費用や時間は必要ですが、思ったより楽にスタートできる方法もあるかもしれません。
今YouTubeやインターネットで、再生栽培への関心が高まっているように思います。
アクセスの多い媒体では、スーパーで購入した野菜の種や根元を育てて、また立派な野菜に育てている様子を見ることができます。
まずは調べることから始めることで、可能性が拡がっていきます。
子どもたちに伝えたい『育てる』体験
野菜がどうやって育つか知らない子供は、毎日の食事はどこから来てると思うのでしょうか。
スーパーに並んでいる、美味しいお菓子と苦い野菜、という印象の子がほとんどかと思います。
初めは、毎日目にするもの、食べるものは「当たり前にあるもの」だと思っているのが当然です。
そして、成長するにつれ、料理は両親や給食のおじちゃんおばちゃんが作ってくれるもの、給食のごはんはトラックの人が運んできてくれる、ウサギ小屋が壊れたら先生が直してくれる、当たり前でなく誰かが働いてくれているから自分のもとに届き、安心して過ごせているのだというルーツを段々と学んでいきます。
都会のマンションに住む子供たちは、土を触ったことがない、という子もいるかもしれません。
でもそれは、とてももったいないことだと思うのです。
自分の手で何かを育てられる、生み出すことができるのを知ることは、決して無駄なことではありません。自分が体験することで、毎日目にするものの背景が分かり、世界が広がっていきます。

地域コミュニティとしての菜園の可能性
自給自足、食育、の次に目を向けたいのが、家庭菜園で作られる「地域コミュニティ」についてです。
昔は学校帰りの道、田んぼや畑に囲まれていたのに、今はほとんど住宅に変わっているところも増えました。
そんな中で目立つのが家庭菜園や小規模な畑、貸農園です。
住宅の横で育っている苗、きれいに畝が作られた畑、区画が分けられ早朝から人が出入りしている場所、少し車を走らせただけでも、住宅街の一角にそんな様子が見られます。
畑をしているとご近所の方と会話が生まれます。
毎日通る道沿いで、何かが育っていると、無意識に成長が気になるもの。苗の時は何が出来るか分からなかったのが、小さな実が出来て、カボチャになって、大根の葉が伸びて… 子供も大人も知らない人同士も、菜園の話題をきっかけに会話がはずみます。
「そろそろ収穫時期ですか?」何気ない会話から、ご近所付き合いが始まることも。
野菜の交換から始まって、栽培のコツを教え合ったり、一緒に種を買いに行ったり…家庭菜園は、人と人をつなぐ架け橋にもなってくれます。

家庭菜園は私たちの暮らし方を見つめ直すきっかけにもなります。
自分で育てた野菜を無駄にしないため、季節の野菜を味わい、土に還すことの大切さを知り、小さな循環を体感する。
それは決して大げさな話ではなく、毎日の暮らしの中で実践できる、小さくても確実な一歩なのです。
家庭菜園は、ただ野菜を育てるだけでなく、私たちの未来を少しずつ変えていく力を持っています。
自給自足への第一歩、子どもたちへの贈り物、地域とのつながり、そして持続可能な暮らしへの気づき…
あなたの小さな菜園から、どんな未来が広がっていくでしょうか?
ぜひ、その可能性を一緒に育ててみませんか。
菜園ナビでは、栽培の悩みを相談したり、収穫の写真を投稿して喜びを共有したり、育てた野菜の記録や日記を通して全国のユーザーと交流することができます。みんなと一緒に家庭菜園を楽しみませんか?





